スプラッター映画のルーツは?
『死霊のはらわた』ブルース・キャンベルがカッコいい。 |
何が楽しいかというと、恐怖のジェットコースターに乗ってるような感覚。あるいは、お化け屋敷にいるように、「生き生き」した気分になれること。殺人鬼やモンスターに追われるのは、自分じゃなくて登場人物ですからね。
スプラッター映画のルーツと言える作品は『死霊のはらわた』シリーズです。今では『スパイダーマン』シリーズで大作監督に変身したサム・ライミ監督の大出世作。恐怖を吹き飛ばしてしまうほど、たくさんの血がほとばしります。
これだけの血を見ると、むしろ爽快感すら感じます。そこがこの映画のカルト人気につながっていると思います。3作目の『死霊のはらわた3 キャプテンスーパーマーケット』では、1作目を自らパロディにしてしまう余裕。主演男優ブルース・キャンベルの雄姿は、一見の価値があります。彼は、『スパイダーマン』シリーズにも必ず出演しています。
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