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天下御免のあだ名付け放題芸人・有吉参上!(2ページ目)

先輩後輩の区別なく、また芸人かどうかも気にせず、インパクト大のあだ名を付け続ける芸人・有吉弘行。一時、猿岩石として国民的人気を獲得した彼の、鮮やかすぎるキャラの転身ぶりに迫っていきます。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド

一度はドン底を味わって

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我々は有吉を訴える~謎のヒッチハイク全記録~出演:有吉弘行
※伝説のヒッチハイクに再び挑んだ東北横断の全記録。テレビには出せない有吉の「素」全開です。
ヒッチハイクで得た人気は、徐々に右肩下がりの様相を見せていきました。いくつも掛け持ちしていたレギュラー番組も一つ減り二つ減り、ミレニアムをまたいで21世紀に入ってからは、典型的な「一発屋芸人」としての扱いがデフォルトとなっていきました。

しかも2004年には、猿岩石を解散。有吉弘行としてピンの活動を続けますが、当人承知のこととはいえ知名度は格段に低くなり、それとともに「過去の栄光」をバラエティで語る頻度が増えます。

特に、今回のお笑いブームでブレイクした若手に、「一発屋で終わらないコツ」を語る場面は何度も見ました。本人的には決して面白い仕事ではなかったかもしれませんが、何食わぬ顔で登場し続けてきたことが、今の復活に繋がっているように思えます。

やがて迎えた転換期

お笑いブームが続く中、芸人が中心のトーク番組がいくつも登場します。その代表といえるのが、雨上がり決死隊の「アメトーク」でした。週代わりの様々な企画の中で、当初有吉が出演したのは、一発屋芸人や上島竜兵率いる竜兵会などの企画で、特に目立った動きは見せていませんでした。

その評価が一変したのが、番組の常連だった品川庄司の品川祐に付けたあだ名「おしゃべりクソ野郎」からでした。この一言がこれほど受けたのは、有吉に言わせれば「世間一般の視聴者が持ってるイメージをお前らに教えてやってるだけ」とのことですが、当ガイドは少し違う意見です。

トーク番組で喋る芸人は、誰もが一見好き勝手に喋ってるように見えますが、実は越えてはいけない一線の直前で踏みとどまっているんですね。ただ、その中で有吉だけは、そ知らぬ顔でその一線からはみ出してしまったんですね。

こうした「イエローカード」的なトークが成立するには、周囲で受ける芸人のフォローが不可欠になってきます。見事復活した有吉が、品川に対して感謝しているのは、この危険なやり取りを見事なリアクションで成立させてくれたこともあると思います。

なぜ彼だけ暴言が許されるのか?
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