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デーブ・スペクターのKYギャグに痺れろ!

ふと気付くと、長年に渡って浮き沈みなく芸能界に独自の地位を築いてきた面白外国人タレント、デーブ・スペクター。最近ではKYなギャグが、逆に人気を呼んでいるとか。そんな不思議な魅力のデーブに迫ってみます。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド

芸能界の第一線で20年超

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『僕はこうして日本語を覚えた』(同文書院)
ある意味、デーブの自伝的作品。テレビでは伺えない一面も
バラエティやワイドショーのコメンテーターとして、すっかりお馴染みの「青い目の埼玉県人」(笑)ことデーブ・スペクター。その昔『笑っていいとも!』で、ケント・デリカットやチャック・ウィルソンと一緒に、日本の芸能界デビューを果たして以来、ずっとテレビに出続けている人気外国人タレントの一人です。

世間のイメージは「いつもつまらないジョークを言ってる外国人」かもしれません。でもこれだけ長年に渡って芸能界に居続けられるのは、独自の個性と才能を持っているからだとは思いませんか?

そんなワケで、知ってるようで知らないデーブ・スペクターの全貌は、スペース上ちょっと無理なので、片鱗くらいかもしれませんがご紹介しましょう。ちなみにCIAのスパイじゃないことだけは確かです(たぶん)。

芸能界で生き残るには「キャラ」が重要

浮き沈み激しい芸能界で生き残っている人は、何らかの「キャラ」を確保してるもの。例えばデブキャラのように、いくらか定員に余裕があり、何人ものデブキャラタレントが共存できるケースもあります。ただ「アメリカンジョークを連発するアメリカ人」というキャラは、デーブ以外には見当たらないんですね。

日本人の目からは、典型的なアメリカ人気質に見えるのに、類似タイプの外国人タレントが現れないのは、不思議な感じもします。ただ、裏を返せば、並の外国人タレントはあの域までなかなか到達できないのかもしれません。

そう考えてみると、ひな壇トークの時もこの人ほどネタ仕込んでくる人は、芸人を含めてもあまりいないかも。ここを「わざとらしい」と嫌う人もいるかもしれませんが、ここにこそデーブ・スペクターの真髄が潜んでいるんです。


次のページでは、デーブのジョークに秘められた謎をご紹介します。
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