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グラビアvs非グラビア TVを制するのは?(2ページ目)

いまやバラエティ界にあって、グラビア出身以外の女性タレントは、すっかり少数派に。次々に新人の登場するグラビア美少女と、逆に希少価値が高くなった「非グラビア系」を比べながら、各々の奮闘ぶりに迫ります。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

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非グラビア・アイドルの進む道

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では、グラビア出身以外のバラエティ・タレントは絶滅してしまったのかというと、いえいえ、グラビア系に対抗して頑張ってるタレントも、人数こそ押されているものの個性豊かな面々が揃っています。

アイドル系では、元モー娘。の矢口真里、司会もこなすベッキー、そして新人ながら早くもNHK音楽番組の司会に抜擢された関根麻里などなど。アイドルを超えて番組の一翼を担っているを彼女たちこそが、非グラビア系タレントの3トップと言えるかもしれません。

彼女たちを追う存在として、大沢あかね、三倉茉奈・佳奈といったところも要チェックです。実は彼女たちにベッキーを加えた4人には、ある共通点があります。それは、子供時代からテレビで活躍してきたということ。ひと昔前に流行った流行語「チャイドル」の世代が、成長した姿と言えるのかもしれません。

子役出身タレント独特の安定感



ドラマの子役でブレイクした茉奈・佳奈以外は、NHK「天才てれびくん」、テレビ東京「おはスタ」など、当初からバラエティに出演していたこともあり、場の空気を読むのが非常にうまい。その点はグラビア・タレントとの戦いを優位に進める武器となるでょう。

いま活躍している子役の女の子たちを見ても、その演技力は周囲の大人に決して負けていません。そこから未来のバラエティ・アイドルが生まれる可能性も、充分考えられますね。

そのほか、人数的には一大勢力を形成しているのが、モデルからの転向(出向?)組です。ここまで挙げてきたタレントよりも、多少トーク能力の面では不安が残りますが、おバカ発言でブレイクしたマリエ、番組内プロポーズで一躍脚光を浴びた土岐田麗子などを見ても、今後この分野からのブレイクも充分考えられそうです。

グラビア優位の現状は変わらない?



ここまで駆け足で、グラビア、非グラビアのアイドルを紹介してきました。この両ジャンルともに言えるのが「売れているタレントは、下手な芸人以上にプロ根性を発揮している」ということです。

バラエティに出演して、ただニコニコ笑っていればいい時代は、過去のものになってしまったようです。トーク・スキルがなければ、テレビの世界で生き残れません。そんな厳しい世界で奮闘する彼女たちに、心からのエールをお送りしようではありませんか!!

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