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グラビアvs非グラビア TVを制するのは?

いまやバラエティ界にあって、グラビア出身以外の女性タレントは、すっかり少数派に。次々に新人の登場するグラビア美少女と、逆に希少価値が高くなった「非グラビア系」を比べながら、各々の奮闘ぶりに迫ります。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

お笑い・バラエティ番組ガイド

グラビア→バラエティがアイドル登竜門!?

若槻千夏 DVD-BOX
最近のバラエティは、すっかり芸人メインの番組が大部分を占めていますが、そんな番組の構成上、欠かすことができないのが、むさくるしい芸人(笑)を中和する役割を持ったアイドルの皆さんです。一昔前ならアイドルといえば、レコードデビューして、歌番組を目指す一方で、バラエティにも出演するというパターンでしたが、最近ではかなり状況が違ってきたようです。

バラエティを彩るアイドルの大部分は、雑誌のグラビアからガールかグラビア出身のタレントさん。優香や小池栄子、眞鍋かをりクラスになると、MCとして番組の進行も任されるほど。これは一昔前の芸能界ではほとんど考えられない状態ですが。

アイドル・シンガーはなぜ激減した?



もともと1980年代後半辺りまで、バラエティ番組に色を添える存在と言えば、アイドル歌手と決まっていました。82年組と呼ばれた小泉今日子、中森明菜といったスターはもちろん、レコード売り上げ的にはいま一つ伸び悩んでいたアイドルたちも、バラエティ番組のアシスタントやゲストとして、充分活躍できる時代だったのです。

85年にはフジテレビ系列で「夕やけニャンニャン」が放送開始。おニャン子クラブの大ブームが巻き起こりましたが、その影響を受けて他のアイドルのバラエティ出演が激減。結局これが、アイドル・シンガー衰退の原因となったのでした。

水着グラビアがアイドルへのステップ



それと入れ替わるように、あちこちのテレビ番組で見かけるようになったのが、いわゆるグラビア・ギャルたち。雑誌のグラビアページを主戦場として、時には成人雑誌の表紙等にも登場していた(もちろん脱ぎはナシ!)彼女たちが、徐々にバラエティ等で欠かせない存在へと成長していきました。

そして今も、グラビア・アイドルの勢いは増すばかり。しょこたんこと中川翔子、切れのあるトークの若槻千夏、そしてグラビア界最長老(失礼!)の呼び声高いほしのあき。いずれも水着グラビアで脚光を浴びた後、今ではバラエティには欠かせない存在として、注目を集めています。

非グラビア・アイドルの逆襲は?
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