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リア・ディゾン万歳!外国人アイドルの歴史(2ページ目)

いまや人気絶頂のアメリカ出身アイドル、リア・ディゾン。年配の方には、アグネス・ラムを思わせる彼女の魅力を探りつつ、海外から日本に進出してきたアイドルの歴史を振り返ります。

広川 峯啓

執筆者:広川 峯啓

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日本人アイドルの逆襲

キュートで天然キャラで人気だったビビアン・スー。最近では舞台での活躍が目立つ。こちらは、初となるエッセイ&フォト集の『プライバシー』
こうして開拓されたグラビア・マーケットに、いつのまにかトップ・アイドルたちも参入し始め、歌手、女優、そしてグラビアデビューの新人までこぞって、『週刊プレイボーイ』、『平凡パンチ』、『GORO』などの誌面を賑わせることになりました。中には、後に羽仁進監督の『アフリカ物語』に主演したキャティなどの舶来美少女もいましたが、CM、写真集が中心だったこともあり、アグネスほどのブームとはいきませんでした。

その後、長年にわたり、グラビア界は日本女性が大部分を占める「鎖国状態」が続き、男性ファンもそれが当然のことと受け入れてきました。その流れにさざ波を立てたのが、90年代後半にバラエティで人気を博しながらも、大胆なヌード写真集を発表し、センセーションを巻き起こしたビビアン・スーです。


お茶の間の人気者が、大胆な写真集を出す時代

M字開脚といえば、このお方。写真集『ミールのM』でも、伝家の宝刀は健在
ただ、ビビアン自身は当初から歌手としての活動を目指していたこともあり、ブラック・ビスケッツとして脚光を浴びてからは、グラビアで見ることもめっきり減りました。ただ、外国人アイドルの需要は決して低くないことを、芸能界へ知らしめたことは、その後のグラビア界に「輸入規制緩和」を推進させるきっかけとなりました。

その先陣を切ったのは、ビビアンと同郷であり、同時期からグラビア等で活動していたインリン・オブ・ジョイトイでしょう。彼女がブレイクしたのは、21世紀に入り「M字開脚」という荒業をアピールし始めたことがきっかけです。今年に入っても初の冠番組「インリンのM時ですョ!」を担当するなど、独自の活躍が続いています。


そしてリア・ディゾンは、まだまだ人気加速中!!

2007年のバレンタインデーに発売したデビュー曲『Softly』を含む2曲を収録したシングルCD。初回限定版にはDVDが付いています
そして、2006年春、満を持して日本侵攻(進出?)を果たしたのがリア・ディゾンです。グラビアや写真集での人気だけでなく、ボーカリストとしても人気を集め、今年2月にリリースしたデビューシングル『Softly』も、ヒットチャート上位にランキングされました。

セクシーさと清楚さ、エキゾティクと親しみやすさ。相反する2つの魅力を合わせ持っている彼女だけに、今後ますます知名度が広がり、人気が高まっていくことが予想されます。このブレイク劇を見て、他の芸能事務所も第2、第3のリア・ディゾンの登場を虎視眈々と狙っていることでしょう。グラビア・アイドル界の「仁義なき自由競争時代」は、すでに火蓋が切られたのかもしれませんね。



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