突然ですが、お笑い芸人がモテると思ったことはありませんか?今年に入ってからも木村祐一が辺見えみりと、井戸田潤が安達祐実と結婚し世間を騒がせました。若手芸人にしたって女子中高生からキャーキャー言われ、グラビアアイドルとの熱愛も頻繁に報じられます。
ではなぜお笑い芸人がモテるのか?今回はこのテーマにメスを入れてみます。
ギャップ ~それは意図せぬ恋の駆け引き~
出番前の漫才師の図。客前はある種、別人格での勝負でもあります。 |
要するに、テレビで観る姿と普段の生活に大きなギャップがあるわけです。大衆用の顔と個人用の顔のギャップが。これが異性を惹きつける大きなポイントです。
つまり!知り合ったばかりで「素」の意外な一面を垣間見た女性にとっては、
“あたし、本当の彼をもっと知りたい。これってもしかして…”
となり、だいぶ付き合いが長くなった女性は、
“本当の彼は、あたししか知らない。はっ、何かしら?この気持ち…”
となるわけです。
まさに無意識のジゴロ。お笑い芸人恐るべしです。カンニングの竹山氏なんかも長年連れ添った彼女がいるようですが、テレビで喧喧と怒り散らしている姿と、プライベートでは全く違う人なんでしょうね。
空気を読む ~そして相手の気持ちを汲む~
続いての要素は空気を読むことです。これは芸人にとってのライフワーク。トーク番組やお笑いライブの企画モノなどでも、前へ出るバランスと後ろへ引くバランスは日々培われていきます。そんなお笑い芸人なので、複数の人が集まる中でも自分のテンションを上手い具合にチューニングします。例えば合コン。初対面の女の子でもキャラクター的にイジってもよさそうな子を発見したら金脈のごとく笑いを掘り起こし、周囲を楽しませます。それでいて、その子自体は決して傷つけません。これにより、
“なんだかよく分からないけど、あたし光ってる…。ステキ。”
となります。一方で、芸能人だからって簡単にはなびかないわ。と思っている手強そうな女性には、褒めたり、聞き役に徹したりすることで相手に主導権を与えます。と言いつつも、相手に主導権を与えることで、逆に主導権を握っているのです。したがって、
“あら、ただのお調子者かと思ったら…。あたし、こういうの嫌いじゃないわ。ステキ。”
という感じになりますよね。なるに決まってますよね。ここでもまた、お笑い芸人恐るべしです。
さてさて、次のページでは3つ目の「モテる要素」について紐解きます。