以前記事にも書きましたが、世の中にはいろいろなタイプの人がいます。平たく言うと「ツッコミ」と「そうでない人」に分けられます。さて、今回は「ツッコミ」をより磨くために簡単に取り入れられるトレーニング法を一つご紹介します。日々の暮らしにお役立てください。

日常を疑え!ツッコミを磨くトレーニング

はたしてこの女性は何の本を読んでいるのか?
はたして何の本を読んでいるのか?いろんな角度から疑ってみましょう。
シチュエーションとしては誰にでも身近なところで、通勤・通学に用いる“電車”がいいでしょう。このトレーニングのテーマは『疑う』です。いつも「ボケ」という事象が起きてから対処するだけでは「ツッコミ」の幅を広げることが出来ません。ライバルのあいつに先んじることも出来ません。常に「もしかしたら~かもしれない。」という疑いの目を持つことで、慌てず・騒がず、急なハプニングにも対処出来るようになります。
例えば、あなたの座席の向かいに座って本を読んでいる人がいます。年の頃は20代後半、外見もキレイな会社員と思しき女性です。そして電車が揺れた衝撃で本のカバーが外れ、タイトルが現れました。

『鉄道員(ぽっぽや)』

これといって大層なことではありません。言わずとしれた浅田次郎のベストセラーです。おそらく何の記憶にもとどまらず、忘れ去られていくことでしょう。

しかし!ここに「もしかしたら~かもしれない。」という疑いの目を持つことで話は変わってきます。以下、目の前の女性が読んでいる本が、「もしかすると…」というようなものを疑ってみます。

『図解!はじめてのアマチュア無線』

『地球の歩き方 コートジボワール』

『This is アメリカンジョーク!!』

どれもこれも、およそ20代の女性が読むことはなかろう、というジャンルの本です。当たり前に起こることではありません。しかし往々にして「ボケ」や「ハプニング」といった類のものは、「当たり前」という枠の少し外側に存在します。いわゆる「思っていたこと」と「起きたこと」の落差によって「笑い」が生じるパターンです。

つまり、日頃から「疑う」姿勢を意識することは、いつ・何がくるか分からない「ボケ」の突発性に対して門戸を広げて待っているという姿勢にほかなりません。そしてこの繰り返しが「守備範囲の広さ」を構築します。

さて、次のページでは「疑う」を念頭に置いたうえで行うもう一つの行為について触れてみます。