第1位 「聞いてないよォ」 ダチョウ倶楽部
3人の個性とチームワーク、そして芸人としてのキャリアを考えると、もはやトリオ界の大御所と称したい。 |
「ボケ」と「ツッコミ」、「ギャグは個人のもの」といったあらゆる既成概念を一瞬で打ち崩すパワーを持ったノンブレーキな3人組。若手芸人の台頭が目覚しい時代にあって非常に貴重な存在だと思います。ある意味、彼らと同じ時代にいられることを感謝したい気分です。
いやぁしかし一口に「ギャグ」といってもいろいろなタイプがありますね。振り返ってみてあらためて思うのは、どのギャグも「流行らせよう」の気持ちは無かったんだろうなぁ、ということです。等身大の自分からにじみ出た産物というか、ある種の偶然性もあるというか。それが芸人さんのキャラクターと見事にハマった時、伝播力を持つのかもしれません。いわば予測が出来ない。だからこそ、「お笑い」って奥が深いんでしょうね。しみじみ思います。
最後になりますが、さんざん「ギャグ」について書き連ねた私的に、いま一番アツいギャグは「ザ・たっち」の「ちょっと!ちょっとちょっと!」です。
【関連サイト】
・関連リンク集 お笑い文化論