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共働き妻の万が一に備える保険は?(3ページ目)

共働き妻に万が一のことがあっても、遺族年金が少ない(または支給されない)ということは、夫の収入だけでは子供の教育費が賄えないケースも起こり得ます。そんな家計を改善するための妻の保険の考え方を解説します!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

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専業主婦やパートでも死亡保険は必要?
 

この子がある程度大きくなるまでは、専業主婦でも死亡保険があると安心なのね!

この子がある程度大きくなるまでは、専業主婦でも死亡保険があると安心なのね!

次に、専業主婦の保険についても考えてみましょう。

よく、「家計を支えているのは夫だから、妻にはあまり死亡保障は要らない」と思われがちですが、一概にそうとも言えないのです。

例えば、小さなお子さんがいて妻に万が一のことがあった場合、夫が仕事もしながら家事育児をこなさなくてはならなくなるでしょう。近くに両親が住んでいて家のことを助けてもらえるとか、仕事の融通が利くのでなんとか家事育児も両立できる、という場合はまだいいのですが、必ずしもすべての男性がそうとは言えない状況です。

ベビーシッターや家事代行サービスの助けが必要な場合、子どもがある程度成長するまでは、まとまった費用がかかります。その分の費用も貯蓄や夫の収入で賄えるなら安心ですが、不安な場合は共済や割安な掛け捨て定期保険などで、妻にも死亡保険を掛けてみるのもいいと思います。収入の割合が高い妻も、保険金額にベビーシッターや家事代行費用を上乗せしておくといいでしょう。

縁起でもない、と普段はあまり考えない「万が一」のことですが、小さいお子さんがいらっしゃる方やこれからお子さんを希望されているご夫婦は、それぞれの万が一についても話し合われてみてください。

次回は、夫婦で住宅ローンを組んでいる場合の「万が一」についても、書いてみたいと思います。

【関連リンク】
共働き妻が死んでも夫は遺族年金を貰えない?
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共働き夫婦、結婚したら保険も2倍?
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