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宝塚音楽学校入学試験が変わる!(3ページ目)

タカラジェンヌになりたい少女たちの関門、宝塚音楽学校入学試験。その入試方法が2009年度より大きく変わりました。なぜ?何が変わる? 宝塚の舞台に立ちたい貴女、受験してみませんか?

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

また課題曲も、若干選曲が変わっています。

2008年度【声楽】課題曲 2016年度【歌唱】課題曲
この道 Deh,piu a me non v'ascondete
浜辺の歌 Sogno 夢
Maria Mari モーツァルトの子守歌
Caro mio ben Her Bright Smile Haunts Me Still 暗路
夢路より
モーツァルトの子守歌 小さい秋見つけた
野ばら 宝塚歌劇「オルフェウスの窓」より  オルフェウスの窓

従来のイタリア歌曲や日本歌曲なと共に、誰もが耳にしている「花」や「小さい秋見つけた」、宝塚歌劇の主題歌も含まれています。「譜面は読めないけれどメロディーは知っている!」という人も多いでしょう。


舞踊

2008年までは、クラシック・バレエを基本とした振付で、それを習っていないとなかなか覚えられない、付いていくのは難しい内容のものでした。それが2009年からは、リズム感、柔軟性、運動能力、洋舞の適正などを審査するレベルに下がりました。
また、以前と同様、本科生の模範演技があり、音楽に合わせ本科生が模範演技を示した振りを踊ります。


■面接

「1次試験は面接のみ」「2008年までは合計2回だった面接が3回になる」という点から想像しても、面接の比重が高いということが考えられます。

面接で何を見るか……。それは、これまでの視点とそんなに変わらないと思います。
容姿、口跡、動作、態度などから、宝塚歌劇団の舞台人として向いているか、華やかさや素質があるかどうか。

そこに加え、現在は実技のテクニックはなくとも、それは2年間の学校生活で習得するということを前提に、少女たち一人一人の持っている素質や個性、才能や可能性を見つけるための面接です。
まだ10代の少女たち。この原石、磨けばどんなに光り輝く宝石になるか……?ということですね。

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