宝塚ファン/宝塚歌劇の舞台とバックステージ

宝塚歌劇団が初めて!舞台で使用するマイク(3ページ目)

生オーケストラの演奏で生で歌う…。そこではマイクの存在が不可欠。今回はタカラジェンヌが身に付け使用しているマイクのお話。使用方法、そのメリット、デメリットとは?

桜木 星子

執筆者:桜木 星子

宝塚ファンガイド

音を拾うことだけを言えば、ヘッドセットより少々劣るかもしれません。でも付ける位置によっては……襟元の辺りなどに付ければ、それほど変わりはないでしょう。

そして、顔に異物がない、オペラグラスで覗いても生徒の顔がきれいに見えるというメリットがあります。


作品によって、顔に付けるか、衣装に付けるかが分かれています。
歌中心の作品はほぼ顔に付けていますが、歌が中心でない作品でもそれが増えてきました。
どちらにするか……これはその作品の演出家などスタッフが決めることでしょう。

またそれぞれのマイクの本数でも違ってきます。この何名は顔、この何名は衣装ということもあるでしょう。


他に、ハンドマイク、広い範囲の音を拾う舞台前面に設置されているガンマイク、舞台から出てくるエレベーター式スタンドマイクなどがあります。


セリフを歌を一番ベストな状態でお客様に届けるため、また使用する側が使いやすいよう、これからもどんどん改良されてゆくことでしょうね。

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