3位～1位
■3位「テンダー・グリーン」
●作・演出／正塚晴彦
●上演／1985年 主演／高汐 巴
・作品のテーマが素晴らしい。プロローグの群舞とコーラスに鳥肌が立った。あの感動を再び味わい、泣いてみたい。
・ご存知正塚先生の大劇場デビュー作。なんだか不思議な世界でしたが、心があったかくなります。名曲「心の翼」は歌いつがれていますよね。
・人間と植物の共存という、人間として決して忘れてはならない深いテーマに胸が震えたとともに、恋愛だけではない新しいメッセージを送ってくれた演出家の誕生がうれしかったです。
・再演を希望しますが、ソーンはどうしても高汐さん以外には考えられません。この作品は、ソーンで決まるようなものだと思うので。
・公演時、宝塚らしくないと言われたけれど、主題歌が素晴らしく、永遠に歌い継がれてほしい。
・いつもは花組公演というと３回は観ていた私、これだけは何度も観ちゃいけないと思いました。この感動を薄れさせたくないと。なのに何故、再演希望？と思われるでしょうが、それだけ素晴らしい作品だったのに哀しいかな10年早かったのです。今ならあの作品が取り上げたテーマも内容もすんなり受け入れられるのに、あのころは賛否両論、まっぷたつに割れ、私は残念でなりませんでした。ですので今の人たちにこそ観て頂きたいのです。
・テレビでも放送されたけどカットだらけで…。プロローグをノーカットで見たい！あんなに力強くて感動できるプロローグは他には知りませんから。
・上演時、この作品ほど賛否両論が挙がった作品は知りません。最初、見た時は少しわかりにくくて、「？」と思ったところもありましたが、見れば見るほど味わい深い作品でした。高汐巴さん、大浦みずきさん、秋篠美帆さん、他たくさんのスターさんが揃った花組の充実期の作品だと思います。
・今ならもっとあのメッセージが伝わりやすいと思うのです。名曲「心の翼」のあのすばらしいコーラスをまた生で聴きたい！
■2位「星影の人」
●作・演出／柴田侑宏
●上演／1976年 主演／ 汀 夏子
・初演ベルばらの頃、宝塚にはまり、長いブランクがあり、またファンに舞い戻りました。その間、「星影の人」が一度も再演されていないことに驚きました。ジュンちゃんの総司があまりにもぴったりで、再演が難しいのかもしれませんが、もう一度観てみたいです。
・汀ファンなのですが、なんでジュンコさんの作品は再演されないんだろう・・・ジュンコさんのイメージが強すぎる「総司」と「ジョー」ですが、当時を知らないファンの皆さんにも、観てもらいたい作品です。
・汀夏子さんの沖田総司がさわやかで素敵だったのが印象深い。
・新撰組の作品は他にもありますし、沖田総司が出てくる作品もたくさんありますが、「星影の人」の総司が、私の一番好きな総司です。今一度、会いたいです。
・汀夏子さんで観られるものなら…
・当時中学生だった私、京都の親戚を頼り大劇場の立ち見で観て、大感激。確か夏休みだった気がします。東京は新宿コマで何度か行き、あの切ないお芝居や汀さんの美しさにぼぅとなってました。あの美しい「沖田総司」 安蘭けいさんで観たいです。
・日本物というと、どこか難しく思ってしまっていたのですが、日本物の良さを初めて感じた作品でした。主題歌も好きでした。
・涙がでるような感動作。
・昨年の大河『新選組！』を観ている時からずっと観たいと思っていた作品です。
・亡き母が好きな作品で、よく思い出話を聞かされたので、いま、じっくり観てみたいと思います。
■1位「ME AND MY GIRL」
●作・演出／小原弘稔
●初演／1987年 主演／剣 幸
●再演／1995年 主演／天海祐希
・ニューヨークのブロードウェイで、偶然観てから・・この作品の虜になってしまいました。その後、宝塚の月組版をビデオで観て、帝劇の唐沢さん主演版を観ました。参加型の芝居で（舞台降りや手振り等）あること劇中にタップ場面があること、それから、観終わった後にハッピー感があること等が、再演希望の理由です。
・楽しくて心がほんわか温かくなるような、生きていくのに勇気をもらえる、そんなミュージカルだと思います。
・ストーリーも良いし、登場人物も皆好き。歌もどれも良くて、何度聞いても飽きない。とても好きな作品です。
・何も難しくなく、ただただ楽しくて好きです。家族全員で楽しめて、初心者の人にも楽しめるミュージカルだからまた観たいです。
・麻子さんとかなみちゃんのコンビで観たいですね。
・楽しくて、切なくて、幸せになれる作品だと思います。勝手に配役するなら、ビルは大和さん、サリーは紫城るいちゃん。二人のお披露目公演になれば、最高！！！
・中学1年生の時に初めて、剣幸さん＆こだま愛さんの「Me and my girl」を観て、こんなに華やかで綺麗で楽しい世界があったのかと感動し、それ以来、宝塚ファンになった大好きな作品なので。
・来年も、東宝で上演されるようですが、やはり、宝塚で見たい作品です。今なら、若さと元気あふれる瀬奈じゅんさんで、ビルが見てみたいな。
・出演者を変えてまた楽しみたい作品。
如何でしたか――？
これまでに上演された作品すべてが、宝塚の財産だと思います。その中から選ばれる、ほんの一握りの作品。
時代が変わっても、演じる生徒が変わっても、新たな魅力を生み出す作品に出逢えることを、楽しみにしましょう。
最後に――
ご応募下さった多くの皆様、本当にありがとうございました。
My Bestの一作をお送り下さった方、選びきれず何作もお送り下さった方。再演を希望する理由やその作品との思い出、再演に対する意見を書き綴って下さった方…。
皆様、ありがとうございました。
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