便利なオリジナルソフト
ソフトウェアでは、デジカメ画像や動画、楽曲ファイルといったマルチメディアファイルを総合的に管理する、Media Galleryを新搭載。キーボードの「VAIO」ボタンを押すだけで起動できます。ぜひ使いたいのは、アプリケーションのショートカット群というべき VAIO Gate。画面上方にマウスを近づけるとあらわれます。アイコンをドラッグ&ドロップすることで新規登録ができるほか、RSSを表示できるので、お気に入りのニュースサイトの更新を知ることができます。
デスクトップ上にあふれがちになるショートカットを整理するのに便利です。
タッチ操作に対応した上位機種
今VAIO Lは2機種で、VPCL119FJ/Sと下位のVPCL118FJ/S・Tの最大の違いは、VPCL119FJ/Sの画面がタッチ式操作に対応していること。タッチ式操作は慣れれば快適。選択された状態を示す円や、アイコンを長押しすると右クリックメニューが使えたりするのは楽しくもあります。ただし、すべてのアプリケーションがタッチ操作に対応しているわけではありません。VAIO Gateに登録されたアプリケーションでは、タッチ式操作に対応したものでは指先のマークがあらわれるので、判別が簡単です。
また、VPCL119FJ/SはHDMI入力対応、PlayStation 3(SP3)の出力画面としても使えます。
その他、両機種ともキーボードとマウスはワイヤレス方式。キーボードはもちろん、流行のアイソレーションキーボードで、表面もすべり止め加工を施してあります。「Enter」キーが大きいソニー製品の特徴も健在です。
全体に、大きさを感じさせないVAIO Lの新デザインは成功しています。それだけに、VAIO Jとの選択には迷うでしょうが、フルHDの画面とタッチ式操作、BS/CSチューナーの魅力は十分なものといえるでしょう。
高画質のBlu-rayコンテンツやBS/CS映像を十分に楽しみたい人、タッチ式操作に魅力を感じるユーザーには、この機種がおススメです。
【関連サイト】
ソニー:VAIO L
VAIO Lシリーズ VPCL119FJ/S