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一つの作品の稽古期間中、ダンス場面にかける時間、これは非常に多い!
芝居にもソロから大勢口の群舞に至るまでダンス場面はたくさんありますが、なんと言ってもショーは前場、振付がありますからね。

また、芝居での“台本を読み台詞を覚えておく”、歌での“譜面を見て音程をとり歌詞を覚えておく”といった予習のようなものが、ダンスではできません。すべて、稽古場その場で。

おまけに振付を受ける人数も多い。研1や初舞台生など、芝居や歌の稽古にあまり関わらない下級生も、ダンスはそうはいきません。

だから……稽古中の生徒は「昨日と今日は芝居のプロローグ」「明日と明後日はショーの中詰」という具合に、振付に振り回される日々。覚えても覚えても、また次の新しい振りを覚えていかなければなりません。


振付の先生方は、宝塚歌劇団専属の先生と、専属ではないけれども度々担当している外部からの先生がほとんど。
また現在星組で上演されている『王家に捧ぐ歌』の2場面を振付したプリマバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤさんのように、初めて振付を依頼する場合も多々あります。


では、振付の大まかな様子を。

まず先生が4小節程度を踊り、それを見て生徒が踊り……。生徒が把握したと感じられたら、次の4小節を同じように……。で、その8小節を、曲に合わせて踊らせ……。

さらに先の4小節を、またさらに4小節を……。で、16小節を曲に合わせて……これをどんどん繰り返してゆきます。

それの繰り返しで、やっと最後までゆき……。「さぁ~! 一番頭から曲に合わせて!」となるのです。