「集合日」と呼ばれている稽古初日までの間、出演者である生徒たちの知らないところで、スタッフらは奔走しています。

最高の作品を作るため、その稽古をスムーズに行なうために、やらなければならないこと、細かく決めてゆかなければならないことは山のようにあるでしょう。何しろ大所帯ですからねぇ。それに芝居&ショーといった二本立ての場合がほとんどですから。


<スタッフを決める>

脚本&演出は、宝塚歌劇団専属の先生方。音楽や振付、衣装や装置なども、歌劇団専属のスタッフが大勢います。自分の書いた脚本を、どのスタッフに担当してもらうのか……。スタッフによって作品の雰囲気はガラッと変わるでしょうから、非常に重要なことですね。

ファンの方なら感じていらっしゃるように「●●先生演出の作品は、○○先生が音楽を担当する」といったケースが多々あります。多くを語らなくても、演出の意図を理解してもらえる“あうん”の呼吸といったところでしょうか。

ショーの振り付けに多いですが、歌劇団外部の方に担当してもらう場合もあります。中には今まで一度も宝塚の作品を作ったことのないスタッフもいます。外部のスタッフの場合、他の仕事との兼ね合いなど、稽古のスケジュール調整も苦労する点でしょう。