<各スタッフとの打ち合わせ>

スタッフが決まれば台本に沿って……つまり演出家の意図に沿って、何度もスタッフ会議が行なわれてゆきます。場面ごとに一つずつ一つずつ。

誰(出演者)が、どんな歌を歌い、どんな曲で踊るのか……。その時の衣装は? 装置は? 小道具が必用ならどんなものを?
演出家のイメージを、各セクションのプロたちと共に想像を膨らまし、見える形に変えて行く作業。

例えば衣装一つ例にとっても、演出家と衣装デザイナーだけの打ち合わせでは終わらないでしょう。“装置であるバックは何色にするのか”によっても、衣装の色は変わってくるでしょうし、その逆もあるでしょう。“この振りが踊りやすく、踊っている生徒がキレイに見える衣装”などといったように、振付家のイメージも重要です。

妥協するのではなく個々が歩み寄り、ほぼ大まかなものを打ち合わせてゆきます。


<各スタッフの作業>

打ち合わせにより各セクションのスタッフは、自分の作るモノを把握します。それを実際に作ってゆきます。

装置の先生が各場面の絵を描き、その絵に基づいて、大道具を作るスタッフが作ってゆく…。衣装も同じこと。作曲家は曲を作り、オーケストラの編成にアレンジし楽譜を作り……。そうした作業は本番直前まで続きます。

この段階であまり動けないのが振付家。曲ができなければ、振りは考えられませんから。振り付けの先生の中には、稽古その場で振りを考える先生もいらっしゃるくらいです。