ベルリン/ベルリンのグルメ・レストラン

ベルリンのレストラン・カフェ(4ページ目)

ボリュームたっぷりのベルリン郷土料理やドイツ名物はもちろんのこと、世界各地のグルメを楽しめることも、移民の多い町ベルリンならでは。観光旅行に是非組み合わせたいドイツ料理店はじめ、インテリアもメニューもファッショナブルな南欧グルメレストラン、本格派のオリエンタルレストランに、ベルリンの風景には欠くべからざるカフェなど、ベルリングルメの魅力の一端をご紹介します。

執筆者:尾方 綾子

ベルリンのカフェ

カフェもベルリンの風景には欠かせない存在。市内に500軒以上はあると言われるカフェは、19世紀からの歴史ある老舗から、デザイン家具にこだわったモダンなお店、ギャラリーやダンスホールと一体になったところなどタイプも色々。個性的なカフェをたくさん紹介したいところですが、スタイルが余りにも多岐にわたるので、ここでは誰もがまったりできるオーソドックスなカフェを3ヶ所ピックアップしてみます。

イム・ツォイクハウス

アンティーク調のイスに座れたらラッキー © Cafe im Zeughaus

アンティーク調のイスに座れたらラッキー © Cafe im Zeughaus

イム・ツォイクハウスはドイツ歴史博物館内のカフェ。ウンター・デン・リンデンに面し、博物館島にも隣接、オープンテラスからはベルリン大聖堂が眺められるという、観光客なら誰もが通りかかるロケーションです。ソーセージやシュニッツェル(カツレツ)など、地元の優良食材にこだわったドイツ料理メニューもあり、ランチにも便利。種類が多くてかわいらしいケーキのショーケースは、一度覗いてしまうと甘い誘惑から逃れられないかも。

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■Cafe im Zeughaus
住所:Unter den Linden 2
営業時間:毎日 10:00~18:00
アクセス:Staatsoper(バス100番またはTXL)から150m

ジビレ

カフェ・ジビレ周辺は旧東ドイツの雰囲気がまだ残されています

カフェ・ジビレ周辺は旧東ドイツの雰囲気がまだ残されています

カフェ内の展示コーナーの一部

カフェ内の展示コーナーの一部

旧東ドイツの目抜き通りカール・マルクス通りにあるジビレは、1950年代のオープン以降、旧東ベルリンで人気を集めたカフェ。店内はレトロでメニューは簡素ですが、旧東ドイツの歴史や社会に関する展示コーナーが併設されているほか、カフェ周辺に社会主義時代の町並みが残されていることから観光客の足は絶えません。旧東ドイツの雰囲気を肌で感じてみたい人におすすめのカフェです。

<DATA>
■Cafe Sybille
住所:Karl-Marx-Allee 72
営業時間:月~金10:00~20:00/土・日11:00~20:00
アクセス: Strausberger Platz(地下鉄5番)から350m

リテラトゥーアハウス

大通りからすぐなのに、静かで瀟洒な雰囲気の文学館

大通りからすぐなのに、静かで瀟洒な雰囲気の文学館

ガイドお気に入りのカフェも最後に加えてみたいと思います。市街西部、クーダム地区にあるカフェ・リテラトゥーアハウス。文化財として保護されている19世紀の邸宅を利用した文学館内にあり、奥にはダークな色調の家具を使ったクラシックなしつらえ、入り口付近は温室風の明るい客席になっていて、夏場はテラス席もロマンチック。どの客席でも哲学と文学の国ドイツらしい知的なムードを味わえます。旬の食材を使ったビストロメニュー、美しくデコレーションされたケーキも美味です。

<DATA>
■Cafe im Literaturhaus
住所:Fasanenstrasse 23
営業時間:毎日 9:30~翌1:00
アクセス:Uhlandstrasse(地下鉄1番)から100m
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