機関車のいつもの一日『ゆかいなきかんしゃ』
ここで購入!チェコの人気絵本です。キッチュな色合いの機関車が素敵。しゅっしゅっぽっぽと走る機関車が愛らしいです。厚紙製のボードブックです。 |
しゅっしゅっ ぽっぽしゅっしゅっ ぽっぽ
ウサギに挨拶し、レールをふわりと軽く駆け抜け、鉄橋を渡り、駅に到着!車掌さんが女の子たちであることも、ガイドは個人的にお気に入りです。夜の機関車も、火花を散らし、竜のように疾走するのですね。簡単な絵本の中で、機関車のいろいろな表情を知ることができる素敵な絵本です。
■『ゆかいなきかんしゃ』
ぶん:ヤン・チャレック
え:ズデネック・ミレル
やく:きむらゆうこ
出版社:ひさかたチャイルド
出版年:1961/2006.1
のんびりやが行く!『きかんしゃヘンリエッテ』
ここで購入!女の子の機関車が主人公です。のんびりやさんだけど芯がしっかりしているヘンリエッタは、みんなにやさしい乗り物です。 |
ヘンリエッテという名前から分かるように、この機関車は女性です。『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』も実は女の子なのですが、最後に「もう勝手なことはしない」と思うちゅうちゅうに比べて、ヘンリエッテの堂々としたのんびりっぷりは、男らしい力強さに牽引された社会へのひとつのメッセージでしょう。半世紀近く前の絵本ですが、東欧を感じさせる色彩とにぎやかな絵がとても新鮮です。
■『きかんしゃヘンリエッテ』
作:ジェームス・クリュス
絵:リーズル・シュティッヒ
訳:はたさわゆうこ
出版社:フレーベル館
出版年:1963/2008.7