第1位『ヘンゼルとグレーテル』のお菓子の家

『ヘンゼルとグレーテルのおはなし』
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『ヘンゼルとグレーテル』
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グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」が1位になりました。昔ばなしでなくとも、「お菓子の家」と聞けばうっとりと魅了されますね。お話では、お菓子の家は子どもたちをおびきよせるための魔女の罠ですから、どうぞご用心!親に捨てられ、帰り道も分からなくなりさまよう兄妹は、あっという間につかまってしまいました。

「ヘンゼルとグレーテル」のお話じたいが、「食」をテーマにしているともいえるでしょう。飢饉で家から出された子ども、太らされて食べられそうになるヘンゼル、パン焼き釜で魔女を焼き殺すグレーテルなどなど。「食」に深く関わっているから、「お菓子の家」が強く心に残るのでしょう。

この家というのはパンでできていて、やねはおかしでふいてありました。まどはというと、まっ白なさとうづくりです。

同じワッツの絵本ですが『ヘンゼルとグレーテル』(岩波書店)と『ヘンゼルとグレーテルのおはなし』(BL出版)を比べるのもおもしろいかもしれません。BL出版のほうは、日本の読者のために最近描き下ろされたもので、お菓子の家が柔らかく愛らしくなっています。旧版には飴を持った魔女が窓から様子を伺っていて、危険な匂いがします。「お菓子の家」は画家の想像力も刺激するのなのかもしれませんね。

■『ヘンゼルとグレーテルのおはなし』
絵:バーナディット・ワッツ
訳:福本友美子
出版社:BL出版
出版年:2006.8
価格:1,680円(税込)



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