子どもの好きな1冊を
ここで購入!機関車の「ちゅうちゅう」(Choo Choo Trainですね)は、ある日、客車を引かずに自由に走り回ってみたいと考え、無鉄砲な冒険に出ます。白黒絵本の傑作です。 |
乗り物絵本が好きなお子さんなら、リアルな図鑑系だけでなく、『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』『ちいさなきかんしゃレッドごう』などの名作もいかがですか? トーマスシリーズひとつ取っても、実写版の絵本だけでなく、ウィルバート・オードリーによる原作もぜひ!
■『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』
ぶん・え:バージニア・リー・バートン
訳:むらおかはなこ
出版社:福音館書店
価格:1,155円(税込)
発行:1937/1961.8
季節を感じられる絵本を
ここで購入!夏から晩秋にかけての季節の移り変わりを、収穫祭やハロウィーン、虫や木々の様子など様々な視点から見せてくれます。 |
■『きんいろのとき-ゆたかな秋のものがたり』
文:アルビン・トレッセルト
絵:ロジャー・デュボアザン
訳:えくにかおり
出版社:ほるぷ出版
価格:1,470円(税込)
発行:1990/1999.9
パパやママの好きな絵本を
ここで購入!だるまちゃんは、てんぐちゃんの持っているうちわや烏帽子がうらやましくてしかたありません。自分でいろいろ工夫をし、最後には、てんぐちゃんと同じ「長い鼻」も手に入れます。 |
この絵本を大人の目線から見ると、だるまちゃんのお父さんに感情移入してしまいませんか?なんとかだるまちゃんを喜ばせてあげたくて山ほどのアイディアを出すお父さん。でも、どれもこれも、だるまちゃんにはぴんとこない……。
だるまお父さんの奮闘ぶりとその発想のおもしろさ、さらには、自分の示したものを乗り越えて、子どもが自力でいいものを作り上げたのを見届けるのは、親ならではの喜びだと思います。子どものために一生懸命になれることは親の特権。そんな気持ちをそっと胸に抱えながら『だるまちゃんとてんぐちゃん』を読み聞かせてみると、絵本読みは、親にとってもまたリフレッシュになるでしょう。
■『だるまちゃんとてんぐちゃん』
作・絵:加古里子
出版社:福音館書店
価格:780円(税込)
発行:1967.11
パパやママにも好きな絵本はありませんか?何かあたたかいもの・素敵な感じをその絵本から受けるからきっとお好きなのでしょう。ご自分の「幸福感」を手渡すつもりで寝る前の1冊を選んでみてもいいかもしれませんね。義務ではなく、お子さんも自分も一緒に楽しみ、リラックスしようという心で絵本を手に取るとき、絵本は親子をつなぐ素敵な道具になります。絵本を開くベッドサイドで、親と子と絵本とが調和した、かけがえのない時間・空間が生み出されます。
寝る前は親子にとって特別な時間。絵本を上手に仲立ちにしてお子さんとコミュニケーションして見てくださいね!
All About「絵本」メールマガジン【enfants autour de livres】のご登録はこちらへ!
<関連記事>
赤ちゃんの寝かしつけコツ!絵本やおくるみ入眠グッズや添い乳の是非
「本の大好きな子どもに育てよう! 読み聞かせは子どもの一生の宝物」(幼児教育)
<関連サイト>
「えほんだいすき! 読み聞かせガイド」