絵本/絵本関連情報

白黒で集中力を引き出す!新しい知育教具

2007年3月に発売された『白と黒のプレイングブック』(年齢別に全3冊、昭文社)は、親がその子にあわせた問題を考えて遊べる、ノート型の知育教材です。モノトーンのデザインもとてもおしゃれ!

執筆者:鈴木 宏枝

2007年3月、昭文社から、モノトーンが目を引く「白と黒のプレイングブック」シリーズが発売されました。絵本というより、ノート型の知育ツールなのですが、今までになかったスタイルが斬新。ガイドの家でも愛用しはじめたアイテムを、皆さんにご紹介したいと思います。

<INDEX>
1ページ目:「白と黒のプレイングブック」初級編(3歳児~)
2ページ目:手ごたえのある「中級編」(5歳児~)
3ページ目:頭を使う「上級編」(7歳児~)
4ページ目:おすすめポイント&ここに注意


『白と黒のプレイングブック#101 Little Steps』(初級編)

「プレイングブックシリーズ」は、現在のところ、全部で3冊出ています。3歳以上の「#101 初級編」5歳以上の「#301 中級編」、7歳以上の「#501 上級編」です。専用のマーカーペンを使い、線をなぞったり、図形を描いたり、数をかぞえたりします。

一度描いた線も「マーカー消し」のスポンジでさっとひとなですれば、おもしろいほど簡単に消えますので、くりかえしの練習にとても便利です。また、問題は、お父さんやお母さんが考える分だけ無限大。一度やっておしまいというものではない分、工夫しただけ最大限に活用することができます。

リングノート型でB5版ほどの「プレイングブック」、解説書、専用のマーカーペン、クリアシートの4点がセットに含まれています。マーカーペンは直径約1センチ×全体の長さ約17.5センチ。ペン先のキャップと一体型になって、先端にスポンジ状の「マーカー消し」がついています。重ねたり写し書きしたりするときに使うクリアシートは「中級編」以降に活躍します。

■『白と黒のプレイングブック #101 Little Steps』(初級編)
作:Kids Creative
出版社:昭文社
価格:2,100円(税込み)
発行:2007年3月
対象:3歳児~

「初級編」 数をかぞえる

数字分野では、塗られた丸の数だけ数字を書く「Number」(数)や、絵の中のウサギやゾウの数を数えて、下の四角にその数を書く「Count」(かぞえる)があります。「Count」では、「ウサギは何匹?」から、「ウサギの耳はいくつある?」と変形させたり、「ゾウとウサギはどちらが多い?」など、だんだんレベルを上げて、小学校以降に加減の計算につながっていく感覚を養うこともできます。

「初級編」 記憶する

「Memory」には、ウサギ、ゾウ、エンピツ、飛行機など12個の絵が描いてあります。まず、文房具や動物などの「仲間分け」、それから、大人が複数のモノの名前を言ってそれを記憶させ、丸をつけてもらう遊び、あるいは逆に、絵に丸をつけておいて、印のついていたモノの名前を言わせる遊びなどに展開できます。

いずれも、解説やワンポイントアドバイスが付属の「解説書」に詳しく書いてありますので、最初はそれを参考にしながら問題を考えてみてくださいね。


次のページは 手ごたえのある「中級編」(5歳児~)
『白と黒のプレイングブック #101 Little Steps』
『白と黒のプレイングブック #101 Little Steps』ここで購入!モノトーンの落ち着いたデザインです。
プレイングブック、マーカーペン、クリアシート、解説書
プレイングブック、マーカーペン、クリアシート、解説書の4点セットです。
『白と黒のプレイングブック #101 Little Steps』Count
『白と黒のプレイングブック #101 Little Steps』Countウサギさん、ゾウさんは、それぞれ何匹(何頭)いるかな?
『白と黒のプレイングブック #101 Little Steps』Memory
『白と黒のプレイングブック #101 Little Steps』Memoryよく聞いて覚えてね。ウサギ、イチゴ、ハサミ。さあ、見つけてみよう。
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