夏休み、脳に効く「料理体験」のススメ(2ページ目)

クレープ作りも電子レンジでOK！

型は丸と花の2種類。薄焼き卵でチビきんちゃく寿司を作ってもかわいいですね

7月号「ボンメルシィ！スクール」（小学生以上の子どもがいるママ対象）ではミニドーナツ用の型を、「ボンメルシィ！リトル」（未就学児の子どもがいるママ対象）ではミニクレープの型が付録としてつけられています。

ミニクレープもドーナツ同様、ホットケーキミックスと電子レンジで簡単に作ることができるので、小さなお子さんでも火を使わず安心してお菓子作りが体験できます。フライパンなどで作ると難易度が高いクレープ作りの成功体験は、子どもの自信を育てるためにもいいと思います。

もちろん、お弁当作りやホームパーティのおしゃれ料理にも大活躍してくれ、ママにとっても重宝しそう。夏の定番冷やし中華の錦糸卵を作る際にも便利ですよ。

親子で一緒に取り組むことは、脳にもいい

ホットケーキの生地を混ぜている時の前頭前野の反応（画像提供：森永製菓）

親子でのお菓子作りの工程が、子どもの脳と心の成長にいい効果があることをご存知ですか？　昨年2008年、森永製菓と脳トレで有名な川島教授は「親子でのホットケーキ調理が幼児の脳に与える影響の検討」の研究結果を発表しました。

例えば、「卵を割る」「かき混ぜる」という作業を行うと前頭前野がよく活性化するのだそうです。親子一緒に作業する中で親が子どもを褒める、励ますなどの行為もとてもいい影響があるとのこと。このような作業を習慣化することは、親の育児ストレス軽減や子どもの問題行動の減少、親子関係がよりよいものになることなども研究によってわかりました。せっかくの夏休み、たくさん親子で一緒にクッキングの時間を持ってみるといいですね。

夏休みはまだまだこれから。美味しくて楽しい食育体験をたくさんしながら様々な能力をアップさせつつ、大きな自信をつけて2学期を迎えさせてあげてください。

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