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使い方に育ちが出ます お箸の持ち方(2ページ目)

「お箸の国の人だから」という言葉がありますね?みなさんはお箸をちゃんと持てますか?もうすぐ入園、入学シーズンです。お子さんにぜひお箸をちゃんと使えるようにして新生活をはじめさせてあげましょう。

執筆者:飯野 耀子

実践!お箸の使い方

1.お箸を持ち上げます。右手で箸の真ん中からしっぽの間をつまんで持ち上げます(写真参照)。外食の際はここで箸袋から端を取り出します。
1-2.自宅ではこのあと左手で箸の真ん中から先端の間をはさみ、再度右手で箸を持ちます(写真赤丸内)。
1-3.割り箸を割る場合は手前からテーブル奥にむけて割るとキレイに割れます。
2.まず(1)のお箸。これは親指と人指し指の間にはさみ、あとは写真のように薬指の上に置いておくだけにしてください。基本的に動かすのは(2)のお箸だけです。

3.(2)のお箸は(1)と同じく親指と人指し指の間において、人指し指と中指ではさんで持ちます。
4-1.反対側から見るとこんな風に持っています。(1)のお箸は動かさないでください。
4-2.(2)のお箸を矢印のように上下させる練習をしてみてください。これが出来るようになると簡単に物がはさめるようになります。
5.4の動作ができるようになったらまずはやわらかいものをつかむところからはじめて徐々に乾燥豆など固いものをつかむ練習をしてみてください。最初はマシュマロを練習台にするといいですね。


今回、実践モデルとして「お箸使いがちょっと苦手……」というNさんと一緒に取材に行きました。ランチをしながら女将さんに講義を受けること15分、なんとNさんは苦手だったお豆腐までつかめるように。また正しい「型」というのを教わった後は苦手だった時に自分がどうやってお箸を持っていたのか思い出せないとも言っていました。

何事も基本は「型」から入るといいます。そしてマネをするということも大事な練習です。それにはマネされる人がちゃんとした「型」を知らないとだめですね。

ぜひこの機会にお子さんにはもちろんですが、今までお箸が苦手だったお父さんやお母さんも一緒にお箸使いに目をむけてみてください。



<関連リンク>
朝川
Maison d’Asakawa
国際観光日本レストラン協会
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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