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甘くなくて、ホントは苦い?チョコの真実を暴く!

チョコレートって美味しいだけじゃなくて、体にいいって知っていましたか?今年のバレンタインは、その来歴を学んびながら、パパに感謝の気持ちを込めて、手作りチョコレート!

執筆者:飯野 耀子

ワクワクイベント!バレンタインデー!

今年のバレンタインは誰にあげますか?
今年もバレンタインデーがやってきますね。私が最初に男の子にチョコをあげたのは幼稚園の年長の時。ハートの形のチョコレートを母に買ってもらって、大好きだった男の子にあげました。それからいくつもの思い出がありますが、バレンタインデーは大人になってもすごくワクワクするイベントですよね!子どもにとっては、なおさらその気持ちは強いと思います。

そこで今回は、バレンタインの主役であるチョコレートの知識と、簡単に作れるチョコレートムースの作り方を紹介します。お子さんと一緒にチョコレートの来歴を学びながら、ぜひ作ってみてください。

チョコレートは甘くなく、苦い?

チョコレートは本当は甘くない?
チョコレートと聞くと、どんなことをイメージしますか?「吹き出物が出る」「太る」などと思ったりしませんでしたか?私もある本に出会うまでは「チョコレート=吹き出物」と考え、食べるのを控えていました。

が、チョコレートはダイエットの強い味方になる食品とのことなのです。タレントの楠田枝里子さんが、自ら医師と一緒にデータをとって解明したのです。それについては、楠田さんの著書である「チョコレート・ダイエット」に詳しく書かれています。

チョコレートの原料に甘みはない!

まず1つ目の真実は、チョコレートの原料となるカカオマス(カカオの樹の実を焙煎したもの)は甘くないということ。実は、カカオ自体に甘味はなく、私達がチョコレートを食べて感じる甘味は砂糖の甘味なのです。

よって、カカオの含有率が高いチョコレートを食べると「苦味」を感じます。この苦味はカカオマス・ポリフェノールといって、体にとてもいい成分。最近はワインや緑茶、黒豆などもこのポリフェノールが含まれていることで有名ですね。

チョコレートは薬だった!

2つ目の真実はチョコレートは昔、薬だったということ。今でこそ、チョコレートはデザートの王様として君臨していますが、最初にヨーロッパに登場した時は薬として輸入されていました。歯痛や胃腸の弱い人に、他の食べ物と一緒にドリンクにして飲ませ、毒消しとして使われていたそう。

今日では科学的な解明により、前述のカカオマス・ポリフェノールによる活性酸素抑制の効果がわかってきました。それによってガンが抑制されたり、動脈硬化が抑制されたりする作用も解明されています。老化防止にもカカオマス・ポリフェノールは効果的で、特に胃に関する病気には効果てきめんとされています。

それから!ちょっと意外なのですが、チョコレートは虫歯予防にも効果があるそうです。これはカカオマス・ポリフェノールが歯垢を作りにくくする効果をもっているからだそう(もちろん、お菓子としてのチョコレートは砂糖が入っているので、歯をちゃんと磨きましょうね)。虫歯予防の働きをする成分がチョコレートに含まれているなんて、なんだか不思議ですね。

>>まだまだ続く、チョコレートの魅力>>
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