子育て事情/子育て事情関連情報

ウチの子にさせたい、イマドキおけいこ!(3ページ目)

ターゲットを絞って選んでおきたい、イマドキのお稽古事情。今回は初めてのおけいことして人気の高い3ジャンルを徹底分析します!

河崎 環

執筆者:河崎 環

子育てガイド

表現力が自然と身につく! アートなおけいこ

昔からあるものとしてはピアノ・バイオリン・バレエ、そして最近ではダンス、劇団やキッズタレント養成など、表現力をつけさせるおけいこが注目を浴びています。

バレエ、楽器や音楽教室は、「のだめ」ブームもあったり、ママ自身が昔やっていたりで、3歳前後から始める子どもが多いようです。日常生活に音楽を絶やさないこと、体を使っての表現を学ぶことで、感性教育になるのはもちろん、定期的に発表会があるので親も楽しめ、子どもは人前に立って自分の練習の成果を見せる訓練にもなります。(バレエは月謝8000円前後から、器楽は種類にもよるが6000円~10000円超+楽器取得費用、音楽教室は月謝5000円から)

そして、イマっぽいお稽古としてはダンス(ヒップホップやフラ)、ミュージカル、キッズタレントも人気。特にフラは、2007年のドラマ『オトコの子育て』で長女凛子ちゃんがやっているのが印象的でした。ヒップホップをしている子には、並行してボイストレーニングをしている子もいたりして、タレント志向もあるのがわかります。キッズタレントスクールでは、ダンス、ボイトレ、ドラマ(演劇)、ポージング(モデル養成)などを全て対応しているところが多いようです。(ダンスは月謝6000円前後から、キッズタレントは月謝10000円前後から)

今も昔もダントツの人気はやっぱり音楽!

ピアノ
アートなおけいこがブームの兆し!
先輩ママたちの声
表現力系では、楽器がポピュラーなようです。楽器をやっていたママの中には、「子どもと一緒に協奏曲をやりたいの」「連弾したいの」とピアノやバイオリンをさせている人もいました。特にバイオリンは「英才教育」のイメージがあって、賢そうな坊ちゃんがバイオリンケースを抱えて歩いているのもよく見かけます。

ガイドの娘も、バレエもバイオリンも両方やりましたが……それは親の勝手な欲望でした(泣)。バレエは全てワンテンポ遅れるのを悲しんだ本人の希望で辞めましたし、バイオリンは気に入っていたものの毎日の練習が続かず、終了。でも、きっと何かが残るにちがいないと、やはり親は自分に言い聞かせるのです……。

先輩ママたちの体験談から

●音楽教室
私(母親)が習わせたかったので、体験教室では子どもをいかに行く気にさせるかに腐心した。一緒に楽器を鳴らしたり、リズムをとるところでは「すごーい!もうそんなことができるの?」「もしかして天才?」とか褒めまくった。単純な息子は鼻の穴全開で得意気。すっかりその気になって今に至る。(4歳のママ、40代)

●ピアノ
私自身は小さいときからビオラをやっていました(珍しい?)。娘たちには長年ピアノをさせていて、一人の先生にずっとついています。上の娘はもう中学生ですが、(親が言うのもなんですが)上級者。いずれはひょっとして音大に……と思うこともなくはないけれど。ピアノは、ピアノ自体が安くないものだし、先生のレッスン代も高いし、防音室を作ったりしなければならないし……。ちゃんとやろうと思うと本当にお金がかかります。(14歳と10歳のママ、40代)
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