どうして?私よりも父親になついているんです!(『和ママ』様)


オールアバウト[子育て事情]、満を持して(?)「悶々お悩み相談室」を開設。みなさまのあんまし深刻じゃないお悩みや日常の微苦笑その他に、日々血の汗を流すふりして惰性で生きてる子持ちガイド・カワサキ(♀・乙女座32才B型)が、それなりに精一杯お答えさせていただきますです。

今回のご登場は、「子供が私よりもパパになついている」とお悩みの和ママさん。そーなのよ、男親っていいとこ取りよねー、と共感するママも多いと思うのですが、そもそもどうしてママじゃなくてパパになつくんでしょうか?そんな子供の心理についてもお答えします!

1歳4ヶ月の母親です。うちのパパは子育てに積極的に参加してくれ、子供の面倒をよくみてくれるので子供がパパによくなついています。それはいい事だとは思うのですが、私としては複雑です。

子供が夜中に起きてしまって泣いていると必ずパパを探しにいきますし、私が抱っこしてあげるとのけぞって嫌がります。 また、転んで痛かったり、不安だったりするときも私がいてもパパを探します。

私は子供にとって必要の無い人間→ただの飯炊きおばさんなのかしら?と悩んでいます。 どうしたらいいのでしょうか? 自分の気持ちを切り替えるしかないのでしょうか?
米国には、「ボクと妻の差は『おっぱい』だけだね」と自信を持って語る父親もいる

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父親やおばあちゃんになつく子どもは意外と多い

子供が痛さや不安で泣きじゃくるときでさえも、私じゃなくてパパがいいの――。日々子育ての多くを担当しているお母さんとしては、切ないですよねぇ。そりゃ私は飯炊きおばさんなのかとがっくりくるってもんです。でも、特に就学前のお子さんで、「ママよりもパパが好き」とか「おばあちゃんが一番好き」とかいう子は、結構いるんですよね。

ママと違って甘やかしてくれるから?ママが仕事をしていて、一緒にいる時間が少ないから?などと、お母さんとしては悩むこともたくさんあると思うのです。でも、子供たちは決してお母さんが嫌いだったり、お母さんを否定したりしてお父さんやおばあちゃんに走ったわけではないんですよ。
 

今後の子どもの成長変化でママっ子になる可能性も

実は、メインの保育者を決める主体は子供なのです。つまり、必ずしもメインの保育者が母親であるわけではないのです。生物学的に、ヒトは女性が出産して哺乳をしますから、育児の多くの部分に関わらざるを得ないんですね。それで、これまでは歴史的に母親が育児を負担することが多かったのですが、子供が小さいうちからフルタイムで働くお母さんが日本よりも多かった欧米では、父親と母親の立場が逆転したというケースもたくさんあります。これは、父親と母親の育児に関わった時間の長さというよりも、子供がどちらと「愛着(アタッチメント)」を築いたかということの結果です。

そして、その愛着はあくまでも「お腹を満たし、安心を満たして欲しい」という欲求に基づいて築かれたものですから、今後の成長によっていくらでも変化します。子供って、状況にちゃんと適応する高い能力を持っているんです!タフなんですよ。

ですから、「和ママ」さんのお子さんも、今でこそパパ大好き、パパじゃないとダメ状態かもしれませんが、そのうちふらっと和ママさんのところへやってきてべったり、なんてことになるかもしれません。

何よりも、お子さんがそんなになつくほどパパが育児に参加してくれるというのは、「和ママ」さんのご家庭にとって宝ですよ(笑)。子育ては長い道のりですから、パパが好き~っていう時期もあるんですね。そのうち懐かしく思い出すようになるかもしれないので、「和ママ」さんもぜひ「いま」を楽しんで子育てして下さい。


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