自宅ケアこそが「美しい女性」をつくる!
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本日紹介されたクラランス製品のラインナップ。置いてあるだけでもほのかにいい香りが……。 |
日本では化粧品会社としての印象が強いクラランスですが、今から54年前、そもそもは「治療センター」として誕生したのだとか。
第二次世界大戦後のパリで、クラランスの創始者ジャック・クラランスは外見も精神も傷ついた女性たちを目の当たりにし、彼女たちを癒す場所、ケア製品、ケアテクニックを生むことに尽力したといいます。だから、クラランスの製品は植物の力がふんだんに用いられ、効果を最大限に実感できるよう、顧客には自宅でのお手入れ方法とともに提供されるのです。その効果は、美容界でもお墨付き。現在ではヨーロッパのスキンケア市場でシェア一位を占め、一流ファッション誌でクラランスの製品を見ないことはないというほどの信頼を獲得しています。
実際の製品が各テーブルにズラリと並べられ、一つ一つを受講生が手に取って香りや質感、使い心地を試しながら順番にケアが紹介されていきました。
妊娠線ケアは角質ケアから
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試しに手の角質を取ってみると……。ボロボロと出るわ出るわで、ちょっと恥ずかしい。 |
まずは、妊娠線予防。「妊娠線は一度できたら消えないって、みなさんご存じでしたか?」という名内先生の一言に、場内が不穏にざわめきます。妊娠線とは、お腹の成長に沿って、皮膚の中で起きた断裂(!)がシマシマの跡になった、恐ろしげな模様。出産後は、赤紫色に炎症を起こしている状態から、徐々に幽霊のように白く透明になっていきますが、それでも消えることはないのです! ところが、名内先生の「まずは、今晩から角質ケアを始めてください!」との言葉に、「えっ、なんで角質ケア?」。
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「アタシ……クサいかしら」ではありません。化粧品の香りを嗅いでいるのです。穏やかな植物の香りは、妊娠中でも安心! |
肌の弾力性を守り、引き締める化粧品の効果を最大にするためには、まず肌の新陳代謝を促して肌表面をフレッシュな状態にしなければいけません。週に1~2回のスクラブで角質を取り、そこにストレッチマークボディクリームやボディオイル「トニック」を使って手のひら全体で時計回りにマッサージを。なんとこちらの「トニック」、女優 武田久美子さんが妊娠中に10本(!)を使い切ったという、伝説の逸品! 出来立ての、赤紫の妊娠線ならこれでケアできるのだそうです。妊娠期は香りに敏感になりがちですが、無理なく使えるよう天然の優しい香りになっているのも嬉しいですね。
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ズラリ勢ぞろいの妊婦さんたち。みんな真剣! |
クラランスのサロンである、アンスティテュ・クラランスでもマタニティートリートメントというコースが設置され、妊婦さんがボディケアを受けることができるのですが、大きいお腹をマッサージすると、その手の動きに合わせて赤ちゃんがスーッと動くのがわかるとか。お腹の下の方など、目視できないところほど妊娠線ができやすく、出産後に「えっ、あんなに頑張ってケアしたのに出来てる!」と悔しさをかみ締める人も多いのだとかで、予定日前の2週間(急激にお腹が大きくなる時期)などは特に念入りにマッサージをしたほうがいいとのお話でした。
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