探検のあとは宝探し!
お子さんはこの時点で目がランランと輝いているはず。出来上がった基地のあちこちを上ったり潜ったりして、息もハァハァと上がってきたところで、そろそろ体操の時間です。「じゃ、おいもになってこの斜面を20回転がってみよう!」
いーち、にーい、さーん……。それが終わったら、枕を飛び石状に並べるのを手伝ってもらい、
「この飛び石を上手にジャンプしてみよう! この下はワニの川だから、落ちたら大変!」
落ちてしまったらお母さんがワニになって、お子さんを「ガップリ」。お子さんは転げまわって大笑いです。
体操でひと汗かいたところで、トランプやお子さんの好きなフィギュアなど、小物をいくつか出してきます。それらをお子さんに目を閉じてもらっている間に家中のあちこちに隠し、さぁ宝探しです!
「10個見つけられたら、お昼ごはん(お茶)にしようか?」などと誘導し、食事が終わってもまた「基地で遊んでいいよ」とすれば、これからのお子さんは「雨の日でも、基地で遊べるからいい」と、雨の日を心待ちにしてくれるかもしれませんただし、基地遊びは必ず保護者の管理のもとで!
家事のお手伝いに誘ってみる
また、「お母さんのお手伝い」に巻き込むのもいいアイデアです。洗濯や掃除のプロセスの中でも、特に力を使う部分をお子さんにお願いしてみましょう。例えば、「掃除機を一緒に運ぼうか」「この洗濯物を洗濯機にどかーんて入れてくれる?」「雑巾をあげるから、一緒に床を拭いてみようか」。廊下の端から端まで親子で早拭き競争をしてみてもいいかもしれません。
気温の高い日なら、水遊びを兼ねて一緒にお風呂掃除をするのも楽しいですね。そのまま温かいシャワーで汗を流し、ごはんやおやつを食べてお腹が一杯になったら、それは「熟睡お昼寝コース」の王道ですよ!
成功するおうち遊びのポイントは?
雨の日のおうち遊びには、いろいろなアイデアがあると思うのですが、ポイントは・ 安全なスペース
・ からだをつかった遊び
・ 好奇心を刺激する舞台
・ 夢中になれる仕掛け
です。発散のためには、とにかく動き回ることが肝要。お子さんの体力や好みに合わせて、「今日はどんな風に遊ぶ?」とアイデアを出し合うのもいいですね。
室内で遊ばせるとなると、どうしてもテレビやゲームに頼ってしまうことが多い現代の子育て。特別なおもちゃは必要なく、ほんの少しアイデアを出すことでお子さんは存分に全身で遊ぶことができます。お母さんもぜひクリエイティブに、そして時にはコメディ女優気分で演じながらお子さんとの時間を楽しく過ごしましょう!
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