お稽古事の後悔、ありませんか?

もし我が子が「もう、おけいこ行きたくない!」と言い出したら、どう判断しますか?
自分の子ども時代を振り返って、お稽古が楽しかった、または苦痛だったという思い出はありませんか?現在の自分の職業につながった、あれがあったから今がある、と思える人は非常にラッキーなのでは。自分の人生を通して楽しめる趣味をお持ちの方も、同様です。まさに人生を豊かにするお稽古に出会うことができた、ひとつの成功例だと思います。

ところが、世の中すべてがいい話ばかりではありません。やっていて苦痛だった、「親に通わされた」、おかげで今でも●●アレルギーがあるなど、お稽古についてはネガティブな話もちらほら。

以前に「子どものお稽古に隠される、親の深層心理」でも書きましたが、自分の子ども時代のお稽古にまつわるコンプレックスから、子どもにあれこれと無理なお稽古をさせてしまう親御さんもいる昨今。そうでなくても、「子どもにこのお稽古をさせるべきか?」または「このお稽古を辞めさせるべきか?」と悩まれる方も多いでしょう。

今回は、子どもがお稽古を始める・辞めるにあたっての「子どもとお稽古の付き合いかた」を考えてみたいと思います。

「お友達がやるから自分もやりたい」と言ってきたらどうする?

子どもが小さいとき、お稽古を始めるきっかけとして、「お友だちがやるから」または「やっているから」自分も始めるというのは、多いのではないでしょうか?お友達同士で誘い合うということもありますよね。例えば「●●ちゃんがやってるから、私もロッククライミング(!)を習いたい。どうしても!」などと子どもが言ってきたら、どうしますか?

どんなこともやってみなければ始まりませんから、ものは試しと体験入室のようなもので様子を見ることができれば一番。でも、親の目から見て明らかに「うちの子には向いていない」とか、「ここは通わせたいと思わない」、「そもそもこのお稽古に賛成できない」などと思えるときは、どうしたらいいでしょう?

こんなとき、お金を出すのは親。それが理由で、子どもよりも親の言い分が強くなってしまいがちですが、ちょっと考え直してみて下さい。お子さんは、お友だちと楽しそうにしていますか?そのお稽古が、仮にお子さんには向いていないにしても、お子さんは通うことに前向きですか?

それならば、その「楽しい時間」を買う感覚でお稽古を始めるのも一つの手。いずれ「楽しい時間」に、お稽古のスキルがついてくることもあるでしょう。(それくらい、今はお稽古の教室も種類も百花繚乱、千差万別なのですから!)経験を買う、という言いかたのほうが適切かもしれませんね。

私はそんなことにお金を使うのではなく、もっと違う使いかたをしたいという場合は、他の手段をお子さんと話し合ってみましょう。「あなたは、お友だちと一緒に何かをしたいんだね。じゃぁ、今度一緒におうちで遊ぶのはどうかな?」など、お子さんのニーズがお稽古そのものではなくて、他のことにある場合も多いのです。

>>>親はやらせたい、でも子どもはやりたくない。こんなときは?>>