チョコレートケーキを持っていこう
ケーキを箱に入れてお花を添えて、ホームパーティーのお土産に!
クリスマスの時期がやってきました。食物アレルギーで除去食をされているご家庭は、クリスマスケーキも悩みどころ。アレルギーの代替食には低アレルゲンミルクやアレルギー専用バター、低アレルゲン化された小麦粉などもあります。こうしたアレルギー専用の食材を使うのも一つの手ですね。

でも「できるだけ身近な材料を使って、家族みんなが満足できるケーキを作りたい。」という方。今回のレシピは「卵」「牛乳」「小麦粉」「大豆」「米」を使わないでシンプルでも、しっかりした味のチョコレートケーキです。アレルギーがない方、お酒が好きなお父さん、みんなで美味しく食べられます。ケーキ作りのコツと使われる材料の特徴もあわせてお伝えします。

ふっくらとケーキを膨らませるコツ

ケーキを膨らませるためには、粉に空気を含ませて膨張させる食品を使わなくてはなりません。そのひとつとして科学的に「卵たんぱく質の熱変性」を利用します。でも卵を使えない場合、この作用が働かないため他の食品で膨らませる必要があります。そこでまず一つめのポイントが「ベーキングパウダー」や「重曹」などの膨張剤の特徴を知って上手に利用すること。

「ベーキングパウダー」には、水を加えてから少し時間がたって、作用する働きがあり「重曹」はすぐに反応します。さらに「重曹」は、縦に伸ばす力があり「ベーキングパウダー」は、両方向に伸びていく力があります。料理の本で「ベーキングパウダー」をはじめに、粉と一緒に混ぜておくのはこの理由からです。反対に「重曹」を入れる時は、液状の生地の最後に加えるのがポイント。今回は、さっくり仕上げるため「ベーキングパウダー」を使いました。この2つの特徴を覚えておくとケーキなどが上手に仕上がります。

ケーキをしっとりさせるコツ

ケーキをしっとり仕上げるためには、油分が必要になります。油分も卵の中に含まれる油分、バターや牛乳などの乳製品に含まれる油分があります。「卵」や「乳製品」を除去すると、この代わりになるものを利用しないといけません。オリーブオイルやグレープシードオイルでも良いのですが、今回は風味のある「ココナッツミルク」を使いました。

「ココナッツミルク」の油の種類は「飽和脂肪酸」で「植物性」。また他の栄養成分では、カリウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれているのが特徴です。カリウムには「体内の余分な塩分を排出して、むくみを抑える働き」があります。また、鉄分の吸収に必要な葉酸も多く、育ち盛りの子どもに、不足しがちな栄養素を補えます。さらに、食物繊維も豊富なのも嬉しいですね。

>>次はアレルギーとココナッツの関係。>>