乳児育児/乳児育児関連情報

赤ちゃん・子供の病気 病院へ行く目安とは(3ページ目)

抵抗力の低い子供の体は体調を崩しやすいもの。熱、機嫌、ママの直感を手がかりに、病院に連れて行くかどうかを判断しましょう。病気のときの家庭でのケアもご紹介。

執筆者:松原 美里

突然の発疹はできた場所と時期を確認

赤ちゃんの肌に突然ぶつぶつ症状が現れた場合、これは何のサインかと驚かれる方もいるのではないでしょうか? 子どものお肌はデリケートなため、ちょっとした変化に反応して発疹が出やすいこともあります。ウイルスや細菌感染など、病気のサインが隠れている場合もあるため、症状が一部分だけなのか全体に現れているのかを確認し、発生の時期とその前後の思い当たる出来事を振り返り、変化をメモして病院へ行きましょう。

ぐずりは不調のサイン

子どもの不調
機嫌が悪いとき、理由は体調?
特に理由が思い当たらないにもかかわらず、自分でさえも持て余しているような原因不明のぐずりの際には要注意です。そんなときは子どもの中にも何か違和感があり、その気持ち悪さにぐずっていることがあります。その後、急に熱を出したり、症状が出てくる場合も。もしもぐずりが続く場合にはお医者さんに相談をしてみましょう。

ぼんやり・ぐったり様子がおかしいとき

熱はそんなに高くなくてもぼんやりした表情をしていたり、ぐったりと辛そうにしているなど、いつもと違う様子の時は体の中で何かが起こっている可能性があります。本調子でないと感じたら、いつからどんな様子なのかを観察したメモを持って病院に行き、お医者さんの指示を仰ぎましょう。

通院のポイントは「明らかな変化」と「長引く症状」

通院のポイントは、明らかな変化の場合と家庭でのケアを続けても良くならない場合です。ふだんの様子を良く知っておき「いつから、どういう状態」ということを正確にお医者さんに伝えることが大切です。

また、ふだん子どもを見ているママが「おかしい」と感じるときには、見えないところで子どもが体調を崩していることがしばしばあります。子どもの発する一つ一つのサインをキャッチし、微調整をしながら健康な状態に戻してあげることが大切です。

夜間や祝祭日など、病院に連れて行くかどうか迷うときは、社団法人 日本小児科学会のこどもの救急サイトで症状を確認して判断しましょう(対象年齢は生後1ヵ月~6歳まで)。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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