お風呂に気持ちよく連れて行くには
お風呂をイヤがる子どもをその気にさせるには? |
たとえばこういう風にやり取りしてみましょう。
「お風呂に入ろうか。」
「やだ!」
「嫌なのね。そっか~。」
と、ひと呼吸置きます。その次に、
「お風呂に入るとすっきりして気持ちがいいよ~。なんで嫌なのか理由を教えて?」
と、詰問にならないように、なるべく優しく聞いてみましょう。
「だって、TV見てるんだもん!」
このように子どもが理由を言ったら、その理由がどんなに小さなものでも、子どもにとっては大問題。一度しっかりと受け止めて、大事なことを伝えましょう。
「そうか~。TV見たいんだね。見たい気持ちも分かるんだけど、お風呂はこんな風に大切なものなんだよ(理由を伝えましょう)。どうする?」
と、一度受け止めて一緒に考えるように促してみましょう。そうすると、子どもなりに考え始めます。
これはTVの例でしたが、自我の芽生えで自己主張が激しくなる2歳頃からの「ヤダヤダ病」の時期にも、お風呂が怖い場合にも、同じように子どもの気持ちを汲んで一緒に考えてみましょう。すると、子ども自身が納得して抵抗なくお風呂に入れるようになります。
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