なぜ膨らんだように写ってしまうのか

デジカメで撮影した写真が膨らんだようになってしまったことはないだろうか。これは主として広角レンズで生じる現象で、樽型歪曲収差というものだ。
平面を撮影しても樽のような描写になってしまうため、こういった呼称となった。

タイル壁をズームレンズの広角端で撮影

タイル壁をズームレンズの広角端で撮影



基本的に高価なレンズであればあるほど歪曲収差は少なくなり、すっきりとした描写になる。歪曲収差は以下のようにして出やすい傾向があるので覚えておきたい。

  1. 大口径のレンズよりも小型のレンズ
  2. 単焦点レンズよりもズームレンズ
  3. ズームレンズの広角側

コンパクトデジタルカメラではレンズも小型化されているものが多いため、樽型歪曲が出るものが少なくない。対策としてはズームレンズの広角端ではなく、やや望遠側にズームして中間地点などで撮影するとよい。

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