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書くだけじゃない情報編集 ハック!ノート(4ページ目)

私と小山龍介さんで企画した「ハック!ノート」。このノートの最大の特徴は、「アイデアボード」。書き込むだけでなく、情報の編集や補助脳的にも活用できるものです。このノートの詳細をご紹介します。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


ノートの新しい使い方を可能にする「アイデアボード」

「アイデアボード」とは、「ハック!ノート」の裏表紙に延長して付けられたボードのことです。
ハック!ノート
表紙とほぼ同じサイズの「アイデアボード」。

この「アイデアボード」が私たちのノートの使い方をこれまで以上に広げてくれます。

その使い方はそれこそ、使う方次第で様々です。

例えば、先程の私の取材メモの様に、常に参照したいメモを貼っておくという使い方があります。営業職の方ならクライアントとの商談の際に、ここにヒアリングシートを貼っておくのもいいでしょう。またその日一日中チェックしたいToDoリストを貼っておくのにも最適です。

ハック!ノート
その日のToDoを付箋に書いて貼っておけば、ノートがいくら進んでもいつでもチェックできる。

また、ノートに何かを書いていてふと全く別のアイデアが浮かぶということもあります。それをこの「アイデアボード」に貼り付けていきます。「アイデアボード」は、ほぼノート1ページ分とたっぷりとしたスペースがありますので、いくつかのアイデアを書いた付箋を貼り付けてアイデア同士の組み合わせ、つまり情報の編集するということも可能となる訳です。

ハック!ノート
何か企画を考えている時に、こうしてアイデアの組み合わせを検討することも可能。

これまでは、こうしたアイデアメモはノートの紙面に貼っていました。これだと、せっかくのアイデアもついつい埋没しがちです。こうして「アイデアボード」に貼っておけば常にアクティブな情報として活用することが出来ます。つまり、とりあえず書いても忘れずに済むというものなのです。

よくパソコンで情報をコピーペーストする際に一旦「クリップボート」に貼り付けておきますが、この「アイデアボード」は、まさにそんな位置付けといったところです。

また、英語や資格試験の勉強の時にも活用できます。練習問題を解くときに、その回答を「アイデアボード」に貼っておきます。問題を解いている時は「アイデアボード」を折り返して隠しておき、答え合わせの時に広げるのです。

これ以外にも色々な使い方が可能となります。

ハック!ノート
付箋をきれいに貼れるように、「アイデアボード」には、5mm角のドットが印刷されている。


付箋のストックも心配なし

この様に、「アイデアボード」には色々な付箋を貼って活用することも多くなります。そこで、常にノートの中に付箋を常備したくなるものです。

そんな時も「アイデアボード」のすぐ左隣のボードに貼っておけばOKです。

ハック!ノート
「アイデアボード」のすぐ隣が付箋のストックスペースになる。

しかし、気になるのは、結構な枚数の付箋を貼り込んでしまうと、いざノートに書くときに紙面に凹凸が出来てしまうということです。

そんな時は、「アイデアボード」が役立ちます。付箋をストックしたボードのすぐ上に「アイデアボード」を折り込んでしまえば、ちょうど下敷きのようになって、凹凸は全く気にならなくなります。

ハック!ノート
付箋をストックした上から「アイデアボード」を挟み込めば、筆記紙面はフラットになる。


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