ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

隣の文具活用術 トラベラーズノート編(3ページ目)

今回の「隣の文具活用術」はトラベラーズノートの生みの親、デザインフィル プロデューサーの飯島さん。トラベラーズノートの活用ぶりをたっぷりとお聞きしてきました。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

ガイド:
このノートにはどんな事を書いていますか?
トラベラーズノート
各ページの冒頭に必ず付ける日付スタンプ。


飯島さん:
打ち合わせのメモや会議の議事録、アイデアなどを書いています。以前はプロジェクトごとにノートを分けるということも試していましたが、どうしても二つのカテゴリにまたがってしまうことも出てきてしまい、不便を感じていました。今ではすべてを1冊にまとめて、ただただ時系列に書き進めています。

時系列ということで言えば日付スタンプを使っています。手書きでももちろんいいですが、こうした定型フォーマットにすると後で情報を検索するのもとても楽になります。
トラベラーズノート
色々なペンをこれまで使ってきたそうだが、今や鉛筆に落ち着いているという。

トラベラーズノート
ファーバーカステル パーフェクトペンシルUFOのブラックを愛用。普段はペンホルダーにキャップをセットしたままの状態で、書くときは鉛筆だけ引き抜いて使っている。


ガイド:
使い終わったノートはどうされていますか?
トラベラーズノート 専用ボックス
書き終わったトラベラーズノートはこうして専用ファイルに入れて保存。


飯島さん:
このように専用ボックスにやはり時系列にファイリングしていきます。以前はこうして保存することなく、捨てていました、と言うよりもいつの間にかなくなっていたことの方が多かったと思います。

トラベラーズノートを使うようになってからは、そうしたこともなくなり、すべて保存するようになりました。
トラベラーズノート
あとで見返しやすいように上に日付インデックスを付けている。


ガイド:
それはなぜでしょう?

飯島さん:
きっとノートのサイズが全て一緒なので、保存しやすいということがあるんだと思います。

飯島さんのトラベラーズノートの全貌

トラベラーズノート
ギッシリと詰め込まれた飯島さんのトラベラーズノート


トラベラーズノート
表紙を開けると、まず右側にジッパーケースが。この中にはトラベラーズノートをカスタマイズするためのステッカーがタップリ入っている。


トラベラーズノート
ジッパーケースの次にウィークリーバーチカルダイアリー。その次にくるのが名刺ホルダー。この片面には<ポスト・イット>専用スペースにしている。なるほど、これなら取り出しやすい。


トラベラーズノート
ポケットファイルの一部を切ってそこに定規を挿している。


トラベラーズノート
基本は時系列にノートを書いていくと言うが、これだけは例外。これは、仕事上必要な紙の規格や主な取引先の連絡先などをまとめたもの。工場や海外出張の時には、これを必ずトラベラーズノートに挟み込むという。


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