ステーショナリー・文房具/ステーショナリー関連情報

隣の文具活用術 トラベラーズノート編(2ページ目)

今回の「隣の文具活用術」はトラベラーズノートの生みの親、デザインフィル プロデューサーの飯島さん。トラベラーズノートの活用ぶりをたっぷりとお聞きしてきました。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


ガイド:
では、そろそろ飯島さんの愛用文具を拝見してきたいと思います。まずはスケジュール帳から見せていただけますか。

飯島さん:
私はこのトラベラーズノートのダイアリーを使っています。トラベラーズノートには、マンスリーとウィークリーバーチカルタイプの2種類のダイアリーがありますが、現在私はウィークリータイプを使っています。
トラベラーズノート
どこに行くにも必ず持ち歩くというトラベラーズノート。

特に工夫して使っているという点は、あまりないのですが、あえて言うなら、「ラフに書く」ということでしょうか。

自分自身の性格もラフなので、このスタイルがどうやら一番しっくりとくるようです。当社はダイアリーメーカーでもありますので、これまでシステム手帳はじめ色々なダイアリーを使ってきました。しかし、どれも1~2年で挫折していました。
トラベラーズノート
現在はウィークリーバーチカルタイプを愛用。確かに予定を細かく管理というよりかはいい意味でラフな印象。


そんな中このトラベラーズノートのダイアリーだけはもう4年目になっています。

どうやら私のラフな性格に合っているようです。

と言いますのも、このダイアリーを企画していく中で、自分自身をコアターゲットと考え、自分自身が使いやすいものと考えてきました。

ガイド:
飯島さんがこのダイアリーを企画する上で工夫したのは、例えばどんなところですか?

飯島さん:
スケジュール帳には珍しく各ページに数ヶ月先まで先のカレンダーが入っている点です。これは例えば、1月や2月という時期でも5月のゴールデンウィークの休日の予定も考えられるようにしたものです。私自身が、ずっと先の休日のことを考えながら毎日を過ごしたいと考えたことがありましたので。
トラベラーズノート
ウィークリーの全ページには前後5ヶ月のマンスリーカレンダーがある。


そして一方で、仕事でも我々はものづくりをやっていますので、納期などで常に数ヶ月先を見る必要があります。

つまりプライベートでも仕事でも常に数ヶ月先を意識することが多いので、ウィークリーもマンスリーのいずれのタイプでもこの数ヶ月先のカレンダーを全ページにわたって掲載しています。

ガイド:
確かに他ではあまり見かけませんね。カレンダーがあってもだいたい1から2ヶ月先ぐらいでしょう。

さて、次にノートを見せてください。

飯島さん:
やはり同じトラベラーズノートをはさみ込んでいます。先にダイアリーを入れて、その次にノートをセットしています。

ちなみにトラベラーズノートには、基本一冊のノートしか挟み込めませんので、私はカバーの裏表紙の内側にオプションで発売しているポケットシールを貼ってそこにセットしています。

トラベラーズノート
ノートの表紙には飯島さんらしいシールやスタンプによるデコレーションがある。


無地やセクション、横罫など色々と使っていますが、特に気に入ってるのがこのセクションです。



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