デザインフィルで数々のステーショナリーをプロデュースしている飯島さん |
そのトラベラーズノートの生みの親であるデザインフィル プロデューサーの飯島淳彦さん。
今回の「隣の文具活用術」ではその飯島さんにお話をお伺いしてきました。
どんなトラベラーズノート活用術が飛び出してくるのか楽しみです。
ガイド:
まず飯島さんの仕事の内容についてお聞かせください。
飯島さん:
私はクリエイティブセンター プロダクトグループで主にミドリ商品のプロデューサーをしています。
ひとつのプロダクトを作り上げるにはデザイナーや生産担当者など3~5名のスタッフがチームを作って進めていきます。私が担当するプロデューサーの役割は、そのチームのリーダー的な存在です。
ガイド:
これまで飯島さんはトラベラーズノート以外にどんな商品を手がけてこられましたか?
飯島さん:
最近のもので言えば、MDノートもそうです。それ以外では、女性向けの小物雑貨、例えば布製のペンケースやカードケースそして、「ペーパークラフト」といったシールなども担当しています。
飯島さんが手がけている女性向けの小物雑貨やペーパークラフト |
ガイド:
男性向け商品だけでなく、女性向けの商品を担当されているんですね。
飯島さん:
もともとミドリは、女性ユーザーの占める比率が高く、これまで私自身も女性向け商品をたくさん作ってきました。
男性ユーザーが多いということで言えば、別ブランドになりますが、KNOX(ノックス)というブランドがあります。全体の中では、男性向けのものはそれほど多くはありませんでした。
そういう意味でトラベラーズノートは、多くの男性の方々に使っていただくことができ、ある意味、当社の中でも異色とも言える商品なんです。
ガイド:
もともと、現在のような商品企画の仕事をやっておられたんですか?
飯島さん:
新入社員として入社した時はまず営業に配属され、その後、海外部で輸出入に携わってきました。
海外部では、当時、「SHALA(シャラ)」という自社ショップがありまして、そのショップ向け商品の海外仕入れを行っていました。その頃知り合ったのが現在トラベラーズノートの生産をお願いしているタイのチェンマイの会社なんです。
ガイド:
トラベラーズノート誕生には、飯島さんのこれまでのお仕事が色々と関わっている訳ですね。