MOLESKINE2009新作
文具商社エムディーエス社開催の展示会
先月、国内の文具商社エムディーエス社の展示会が開催された。この展示会は、国内外の文具メーカーがイチオシ新製品を出展し、それらを来場者である文具小売店がその場で仕入れをするという商談を目的としたもの。実際、会場の至る所では、伝票を記入している光景があちらこちらで見られた。私は取材でここ数年毎回伺わせていただいている。この展示会がいいのは、その年の新作がいち早く見ることができるだけでなく、エムディーエス社が毎回その時代にあった文具売り場提案コーナーを設けられていることだ。その年の文具トレンドの流れをつかむ場としていつも参考にさせていただいている。

今回も多数のメーカーが出展していた。その中でひときわたくさんの新製品を発表していたのがMOLESKINEブースだった。今回の新作はカバーの色を変えるといったものだけでなく、これまでになかったユニークなものがお目見えするなど、例年にない充実ぶりであった。今回はそのMOLESKINE新製品の速報レポートをお届けしたいと思う。


早くも2010年のダイアリーが登場

2009年もまだ数ヶ月しか経っていないというのに、MOLESKINEブースでは、すでに来年のダイアリーの新作が並んでいた。ここ数年、MOLESKINEはダイアリーに特に力をいれているようだ。今回あらたに4種類の新作が加わり、さらなる充実をみせていた。

デスクカレンダー

MOLESKINE デスクカレンダー
デスクカレンダー 3,150円。ハードカバーの黒のみ。

今回の新作ダイアリーの中で最もインパクトがあったのが、このデスクカレンダー。基本仕様ばポケットサイズのデイリー手帳。デイリータイプはこれまでもMOLESKINEでもあったが、今回のものは、まるで辞書のような分厚い外観。これまでのものと比べると、ざっと2倍くらいの厚さになっている。というのもこれは日付が片面にしか印刷されていない。これは手帳でありながらも、デスクカレンダーという顔も持っている。

本体を横向きにし、表紙を完全に後ろ側に持っていき、それをゴムバンドで固定してしまう。こうするとうまい具合に表紙が自立してデスクカレンダーとなるのだ。
MOLESKINE デスクカレンダー
表紙を折り返しゴムバンドで固定すると、ご覧の通りのデスクカレンダーになる。

紙面には大きな日付の数字があり、その下に数行分のメモスペースがあるだけというシンプルなもの。

一枚一枚にはミシン目加工があり、日めくりカレンダーのように切り取りながら使う。 MOLESKINE ならではの工夫としては、裏表紙にあるインナーポケットが今回のものにもちゃんと備わっていて、切り取ったカレンダーを大切にしまっておけるよになっている。
MOLESKINE デスクカレンダー
うまい具合にインナーポケットがすぐ上にくるので、切り取ったカレンダーを入れておける。

とは言え、365日すべては到底入りきらない。おそらく1ヶ月分がいいところだろう。実用上、以前のカレンダーを見返すというのはだいたい1ヶ月もあれば十分ではないだろうか。
MOLESKINE デスクカレンダー
持ち運びできるデスクカレンダー。

このように基本はデスクカレンダーとして使いつつ、必要とあらば表紙を閉じ、ゴムバンドをとめれば、ちょっと分厚い手帳として持ち出すことも可能。


プロジェクトプランナー


MOLESKINE プロジェクトプランナー
プロジェクトプランナー 1,575円。折りたたまれた紙面は全部で52ページ。

これまでの MOLESKINE のダイアリーにはマンスリー、ウィークリー、そしてデイリーの3種類があった。そこに今回、1年間を見渡せるタイプも加わることになった。それがこの「プロジェクトプランナー」だ。

もともと MOLESKINE にラインナップされていた「ジャパニーズアルバム」のようないわゆるジャバラ式。紙質としては、「ジャパニーズアルバム」のものより今回のものがやや薄めの紙が使われている。

パラパラとそのジャバラを1枚に広げると、片面だけで1年間が見渡せる。
MOLESKINE プロジェクトプランナー
左/おもて面は一年が横にながれていくタイプ。
右/裏面のものは、1ヶ月ごとにスケジュールが下に流れていく。

表側は日付が横にひたすら流れていくタイプ。日本人の我々がよく仕事で使う工程表に近いスタイルだ。そして、裏面は1ヶ月ごとに上から下に流れていくというものだ。プロジェクトの進行管理は表側でピンポイントの予定は裏側でといった具合に使い分けができそうだ。