その3)ノートのインデックスとして |
ノートの端を両面に貼ってしまう。次はノートでの活用方法。1冊のノートには、日々色々なプロジェクトのメモが書きこまれていく。基本は時系列に書いていくことになるので、同じプロジェクトのページがとびとびになってしまう。そんな時にこのマスキングテープで簡単に分けられる方法がある。ノートの端に1枚のマスキングテープで表面と裏面をつなげて貼ってしまう。一般にインデックス作るときは付箋やラベルシールを飛び出させて貼ることが多いが、このマスキングテープでは、あえてはみ出さずに貼る。それでは目印にならないのではと思われるかもしれないが、ノートをややたわませて小口をみれば、ノートを閉じた状態でもしっかり認識でき、目当てのページへのアクセスも意外と簡単。インデックスがたくさんはみ出した状態より、ずっとスマートだと思う。色とあわせて貼る位置なとも区別すれば、検索性もグッとあがる。こうした小口にマークする方法は、例えば蛍光マーカーでも可能。しかし、このマスキングテープ方式が良いのは、1ページ単位でマーキングできる点。これはなかなか便利だと思う。
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ノートをすこしたわませると、ご覧のとおりしっかりとマークしたページを認識できる。しかも1ページ単位で。
その4)テープとして使う。
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はがしやすいマスキングテープなら、こうして気兼ねなく壁に貼ることも可能
最後はマスキングとは言え、やはりテープであるので何かを貼り付けるという使い方だ。オフィスの壁に紙などを貼る時に、このマスキングテープを使えば壁を傷めることがない。はがす時にも壁に残った粘着剤の爪でとるという厄介な作業もなくなる訳だ。しかもカラフルなテープなので、貼った資料がひときわ目立つという思わぬ効果もある。
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ステーショナリーになったマスキングテープ
マスキングテープがもともと持っている簡単に貼れてきれいにはがせるという特性に、透明感、そしてきれいな色合いということが加わった今回の和紙のマスキングテープ。そもそもは何かを隠すということが本来の目的だったが、今回のものでは、隠すのではなく目立たせるという逆の発想の使い方が楽しめるようになっている。
<関連リンク>
カモ井加工紙 公式サイト
「雑貨」ガイド江沢さんのマスキングテープの記事
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