見た目以上の軽量さ

25gと数字で言われてもピンとこない方もいるかと思うが、他の筆記具で例えるなら、鉛筆5本分程度。実際に手の上にのせてみると、拍子抜けするほどの軽さ。これは25gという軽さ自体だけの話ではないようだ。このグラマラスなボディから、人は瞬時に頭の中で、きっとこれくらの重さだろうと、これまでの経験値などを駆使して計算している。その計算値と全く違う軽さなので、そのギャップもあって、より軽く感じるのだろう。

プラチナ萬年筆 25G 万年筆
今回のデザインのポイントともなっている中央のくびれ
ボディラインは中央に行くに従い段々と太くなっている。しかし、その割にそれほど太いという印象を受けない。これはペンのボディには珍しく中央をギュッと絞っているせいだろう。飛行機の素材というコンセプトに相応しく、この絞り込んだところから両端に行く従ってふくらんでいくスタイルは、ちょうど飛行機の両翼にも似ている。
プラチナ萬年筆 25G 万年筆
こうして見ると飛行機の翼にも見える

プラチナ萬年筆 25G 万年筆
18金ペン先(F、M、B)。ハートの形をしたハート穴
かんごう式のャップはカチッとはずすと、18金のペン先が現れる。金・銀に染め分けられたペン先には90周年の刻印も見える。キャップを尻軸にさした姿もまた美しく、筋肉隆々としたたくましいフォルムを感じさせる。軽量なので、こうしてキャップをさしても軽快さは変わらない。
プラチナ萬年筆 25G 万年筆
インクの吸入はカートリッジとコンバータの両用式
周年モデルの万年筆というと、歴史的な復刻版ということが結構多い。しかし、今回のものは当時を偲びつつも、最新の素材や技術力を注ぎ込んで作られている。しかもカーボンにせよ、アルミ素材へのメッキでも日本の巧みがいかんなく使われている。実に日本らしい万年筆ということも言える一本だ。
プラチナ萬年筆 25G 万年筆
キャップを尻軸にさすと、大きな段差が生まれるが、先ほどのくびれがそれをほどよく馴染ませてくれている



【イベント情報】
2008年5月10日(土)から26日(月)まで銀座・伊東屋本店にて『プラチナ・中屋フェアー』が開催されます。プラチナ・中屋の定番商品の展示・販売、中屋の職人による実演はもとより、プラチナ万年筆の倉庫で大切に保管されていた古い銀製万年筆の限定販売等も行われます。
銀座・伊東屋 オフィシャルサイト


【関連リンク】
プラチナ萬年筆 オフィシャルサイト
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