いよいよ組み立て作業開始。パーツの中でも最も大きい、ちょうど飛行機のような形をしたものがペンのボディになっていく。全くの平面のものがいかにしてペンのボディになっていくかとても興味深い。
ペンの製作にあたって使うのはこのパーツだけ。
説明書によると、まず翼の先端の部分を90度起こしてあげるように曲げるとなっている。さすがにこれは手での作業が難しいので、先ほど外した小さな工具の出番となる。工具には深さの違う溝がある。その短い方を使って、折り曲げていく。一つ目は無事成功。反対側の折り曲げようとしてみると、工具の溝がやや広がってしまったので、どうにもうまくいかない。しかたがないので、ペンチを持ってきて折り曲げる。まぁ、これもご愛敬。
付属の工具を使って、 | 先端だけを折り曲げる。 |
今度は、その翼全体を内側に折り曲げる。工具の大きな溝を使って起こしてあげ、あとは手だけでも十分曲げられる。この折り目には、予め溝があるので、先ほどよりも曲げやすくなっている。
今度は工具の深めの溝を使って折り曲げる。 | 多少曲げたら、後は手でも十分曲げられる。 |
この時点では、まだ到底ペンには見えない。
次に、先端に伸びた部分をグイと先ほど折り曲げた翼のところまで折り返してあげる。
先端に伸び出ている部分を | ほぼ反対外にくるくらい折り曲げる。 |
そして、後ろのパーツを下から押し上げて、弓なり状にする。
先ほどの反対側を下から指で押し上げて弓なり状に反らせる | 後ろからバネを付けたままのリフィルを差し込んでいく。 |
リフィルの後軸を穴にする。
なんと、ペンのボディの加工はこれでおしまい。最後にボールペンのリフィルをバネと共に、後ろから差し込んであげれば完成。差し込んだボールペンがとびださないように、弓なりの部分に開けられた穴で固定させる。リフィルが入ったことで、どうにかペンらしく見えるようになってきた。
これで、ボールペンの完成!