ステーショナリー・文房具/ボールペンを愉しむ

7月発売のヴァルドマンのペンを一挙ご紹介(2ページ目)

昨年、日本に上陸したドイツの老舗ペンブランド「ヴァルドマン」。この7月に日本で販売されるニューペン3本を事前に徹底検証。物欲がそそられるユニークなペンが揃っています。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド


ノックでもなく、ツイストでもないユニークな繰り出し機構のボールペン

ヴァルドマン シェイカー
ヴァルドマン シェイカー ボールペン

お次は、「シェイカー」というボールペン。女性向けを意識して作られたであろうコンパクトでスリムなデザインだ。ペントップにはブルーの半貴石があしらわれている。

ヴァルドマン シェイカーヴァルドマン シェイカー
手の上に楽々とのる
コンパクトボディ
ペントップにはブルーの半貴石

このペン、ボールペンなのだが、ノックボタンも、ツイスト機構も付いていない。では、どうやってペン先を繰り出すかというと、商品名の「シェイカー」とあるように、手首のスナップを効かせて、ひと振りさせてみる。すると、カチッと中でおもりのようなものが動く音がして、ボールペンのペン先が繰り出される。ペンをしまうには、同じようにひと振りすればいい。これまた、ユニークな機構だ。

ヴァルドマン シェイカー
手首のスナップを効かせて、一振りすると、ペン先が繰り出される

個人的には、このシェイカー機構を男性っぽいデザインのペンで愉しんでみたかった。でも、まぁ、女性がこのシェーカーをハンドバックからさりげなく取り出して、女性らしい優しい動きで、カチッとペンを繰り出す仕草というのも、それはそれでとても格好よいものだと思う。

女性へのプレゼントの候補のひとつに入れてみてはいかがだろうか。

ヴァルドマン シェイカー
ヴァルドマン シェイカー ボールペン
12,600円


>>次のページでは、「ボディに革をまとったボールペン」をご紹介
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