男のこだわりグッズ/文房具・小道具

2005年普段遣いボールペン(2000円以内)ベスト5(3ページ目)

ガイド納富が使い比べた数々の普段遣いのボールペンの中から、大人が長く、気持ちよく使い続けられるペンを厳選。毎日ハードに使うものだからこそ、愛着が持てる「こだわりの一本」を使いたいものですね。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド


ペリカン「No.1」

ペリカン
「No.1」(1050円・税込

万年筆メーカーの老舗ペリカンによる低価格ボールペンの傑作が、この「No.1」です。デザインは、プロダクトデザイナーの先駆けとしてもお馴染、あのルイジ・コラーニ。今回選んだ5本の中でも、圧倒的に歴史があるというか、昔からあるボールペンなのですが、いつの時代でも、少しだけ新しく感じるデザインの普遍性がとにかく凄いです。

横から見ると、軸からペンホルダーにかけてが一繋がりの曲線になっていて、まるで本当にペリカンのように見えます。楕円形の軸がグリップ部分ではいつの間にか三角になっている、その絶妙なデザインワークの見事さは、つい見惚れてしまうほどです。書き味は、普通のボールペンという感じで、他の4本には敵いませんが、それでも普段使いとしては十分なレベル。

色は、写真のホワイトの他にブラックがあります。少し前までは、黒地に白がアクセントになった「コンビ」というものもあったのですが、今は無くなったようで残念。でも、この「No.1」の、いかにも普段遣いのボールペンらしい佇まいが、ガイド納富は大好きなのです。


ファーバー・カステル「DESIGN BASIC ローラーボール」

ファーバー・カステル
「DESIGN BASIC ローラーボール」(1260円・税込)

ヒマラヤ杉を軸に使った「DESIGN BASIC」シリーズの中から、ガイド納富が最も書き心地が良いと思っている「ローラーボール」を選んでみました。今回のセレクトの中で唯一のキャップ付きローラーボールです。ラミーの「Tipo」もそうですが、ローラーボールの書き心地は、やはり一味違います。

キャップがやや不便ですが、このキャップをお尻に付けると、やたらと長くなるのも、このペンの魅力の一つ。木の軸のせいか、とにかく軽いのも書き味の良さを倍増させます。軸が透明のリフィルを使い、軸中央部に窓を空けてインク残量を確認できる工夫も、デザインの中に溶け込んでいて秀逸。キャップの密閉感など、細部の丁寧な造りにもシビレますね。



Tipoのガイド記事はこちら

最後は、ガイド納富の好みで順位をつけたランキングの発表です!


<関連リンク>

公式サイトのファーバー・カステル「Grip 2011」紹介ページ
ファーバー・カステル「Grip 2011」の購入はこちら

カランダッシュ「フロスティ」のガイド記事
カランダッシュ「フロスティ」が購入できるペンハウスのページ

公式サイトのラミー「Tipo」紹介ページ
ラミー「Tipo」の購入はこちらから

ステイショナリー評論家のペリカン「No.1」紹介ページ
ペリカン「No.1」の購入はこちらから

公式サイトのファーバー・カステル「Design Basic roller-ball」紹介ページ
ファーバー・カステル「Design Basic roller-ball」の購入はこちら


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