普段使いだからこそ、持ち心地・書き心地で選びたい

カランダッシュ「フロスティ」定価1,545円(税込)

パッと見は、それほど突出しているところがあるペンではありませんでした。ただ、あの名門カランダッシュではあるし、本来鉛筆に強いカランダッシュらしい六角形のグリップ部分が持ちやすそうだな、とか、そのスモーキーなツヤ消し半透明のボディがカッコ良いなとか、その程度の興味で、そのペンを手に取りました。

手に取った瞬間も、「あれ?」という感じはあったのです。何かいいぞ、と思いました。ノックしてペン先を出すと、そのクリック感の少ないソフトで独特なボタンの押し心地にも「おや?」と思いました。何だか気持ち良いぞ、と思ったのです。そのまま試し書きしたら「おおぅ?」と思わず声が出てしまいました。それは、ちょっと味わったことがないくらい心地よい持ち心地、気持ち良い書き心地だったのです。

ペンは書いてみないと分からないということを改めて教えてくれたのが、このカランダッシュの「フロスティ」シリーズでした。もう本当にビックリしました。価格も1545円(税込)と低価格で、ボディは一部を除いてフルプラスチック。でも、ツヤ消し処理が施されたマットな軸は適度にすべり止め効果があってホールディングは良好。数少ない金属部品であるペン先をホールドする部分はずっしりと重く、そのせいでペン先がやや重くなって、手に持った時、自然に筆記する角度に収まります。そこから、やや太めのリフィルによる、かなり滑らかな書き味のインクがしっかりと文字を書いていきます。

カラーバリエーションもシャープペンシルもある

持ちやすい太めで六角形のグリップと重いペン先

この「フロスティー」は、カランダッシュの中では「オフィスライン」と呼ばれる安価な日常業務用のシリーズに位置づけられるもので、カラーバリエーションは、写真のブラックの他、ホワイト、イエロー、レッド、ブルーの全五色が用意されています。しかも、オフィスラインの中でも最安値の油性ローラーボールペン(同じデザイン、価格の0.7mmシャープペンシルもあります)。元々、その書き味に定評のあるカランダッシュのボールペンですが、それは、このような廉価モデルでも同じ(というか高級品とリフィルは同じだったりするのです)なのですね。また、安価な製品とは言え、購入時にはスマートなケースに入っているので、ギフトなどにも利用することが出来ます。細かいことですが、意外にそういうのも嬉しい配慮ですよね。

実際、あまりに書き心地が良いのに驚いたので、即購入した後、会う人ごとに「書いてみて」と試し書きしてもらったのです。その結果、AllAbout中国茶ガイドの平田さんを始め、書いてもらった全ての人に「あ、凄いねー」と驚いてもらったのでした。そして、そのほとんどの人が、メーカー名と商品名をメモしていました。いや、本当に、ちょっと驚きなので、是非試してみて下さい。


ガイド納富の「こだわりチェック」

それにしても、安価なボールペンには侮れないものがあるものです。この間、何気無く見つけて買ってみた三菱の「uni HARD LOCK」も、思いの外便利でした。これは、下の写真のように、クリップ部分を多少のことでは落ちないようにしっかりとロックしてくれる機能が付いた多色ペンです。胸などにペンを刺すのは、一時的な退避場所のためだったりすることが多いのですが、それだけに落ちると困る場合が多いのです。これなら、本当にそうそうペンが落ちることはありません。ガイド納富もそうですが、様々なシチュエーションでメモを取る必要が多いプロのライターにうってつけの機能でした。

三菱「uni HARD LOCK3色」定価350円
クリップがロックできるのは予想以上に便利

そして、このカランダッシュの「フロスティ」も、その極端に良い書き心地と持ち心地は、「書き続ける人」、「すぐ書きたい人」などには是非使ってもらいたいペンだと思います。デザイン的にも価格的にも、機能的にも、ここまで高度にバランスが取れた普段使いのペンというのは、そうそうあるものではないように思います。大きく湾曲したクリップも、挟む場所を選ばず扱いやすいものです。


<関連リンク>
カランダッシュの公式サイト(英語)
カランダッシュ「フロスティ」が購入できるペンハウスのページ
AllAboutステーショナリーガイドのカランダッシュ エクリドールコレクションについての記事
三菱「uni HARD LOCK」の製品紹介ページ


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