カントリー、なのに、美しい!

ARRAN
ガジアーノ&ガーリングの新作、チャッカブーツの「ARRAN」です。カントリーブーツのはずですが、下手なドレスシューズより美しく見えるのはなぜ? 詳細情報はこのページの下をご覧下さい。


高校野球も北京オリンピックも終わって、まだまだ暑いものの世間では秋の面影が漂い始めてきました。履く・履かないは別として、読者の皆さんもこの秋はどんな靴が出てくるのか、そしてどんな靴が流行するのか、気になり始めているところではないでしょうか? 今回はそんな皆さんが必ずや注目するであろうここ数年のイギリス靴の「台風の目」的存在、ガジアーノ&ガーリング(Gaziano&Girling)から登場したカントリースタイルの靴を見てゆきましょう。

まずは上の写真、いかにも秋らしいダークブラウンスエードを身に纏ったブーツ「アラン(ARRAN)」から。底面はいかにも正統派カントリーシューズらしいダブルソール仕様、でもお気づきの通り靴全体からは、その種の靴なら普通は確実に漂っている「ゴッツイ印象」を不思議と受けません。下手すると巷の「ドレスシューズと称している黒い靴」よりも、遥かに洗練された印象を覚えませんか?

その理由は、秀逸な「線の出し方」の一言に尽きるでしょう。まるでアーチェリーを彷彿とさせる鳩目周辺のゆるやかな曲線や、その下部の角度を十分保った切り返し、そしてその境界線部からかかとに向かって自然に上昇するステッチ…… どれもが装飾ではなく機能として明確な意味を持つ線でありながら、これまでのイギリスの靴には見当たらない流麗さをも備えているからです。因みにこの靴の中側では、この「かかとへと自然に向かうステッチ」より上はライニングを施しておらず、くるぶしの周りを優しく包み込むユニーク設計になっています。

例えば通称「66モデル」のような気持ち細めのシルエットのナマ青ブルーデニムとも相性抜群でしょうが、この靴にはむしろ太畝コーデュロイやモールスキンのような、同じスリム目でもちょっと重量のある綿素材のトラウザーズを、洗いざらしで合わせてみたいですね。それもできればベルトループがなくて、両脇のボタンだけでお腹周りの微調整をするような、典型的なブリティッシュスタイルのやつ。その上にタッターソールのツイルシャツと、ちょっと色が枯れかけたセージグリーンのオイルドジャケットとかを着こむと、たとえ近場の公園でのお散歩とかでも、秋の雰囲気を存分に楽しめそうです!

【Gaziano&Girling /ARRAN】
■色・素材 : モール(スエード)
■サイズ : 6 ~8 0.5サイズ刻み
■価格 : 197,400(税込み)
■販売店舗 : バタク ハウス カット 丸の内店
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング4F
TEL: 03-3287-5537
■入荷予定 : 2008年11月上旬


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