アレンジ次第でいかようにも
片方の眉が隠れるくらい、斜め前方に傾けてかぶれば、悪っぽくなり、少し気取った感じの印象になります。また、両方の眉が見えるくらいに浅くかぶると、夏らしいリゾートな演出で、リラックスしたおとぼけ風にもなります。さらに、パナマ帽は、実にいろいろなファッションにマッチさせるできることのアイテムなのです。例えば、街でジーンズにＴシャツといったシンプルなスタイルのアクセントとしてもOK。日本の夏ならではの着物や浴衣などのスタイルにもよく合います。スーツに合わせても、クラシックでマニッシュな雰囲気をつくりだし、もちろん、リゾート地に行くときにはパナマ帽を手放すことができません。
保管は箱に入れて丁寧に
このように使い勝手もよく、かぶり方もいろいろと楽しめるパナマ帽。かぶっているうちに、帽子が頭の形にだんだんと馴染んできて、自分にあったシェイプが整ってきます。そこまできたら、しめたもの。パナマ帽を自由自在に使いこなせるようになったも同然です。パナマ帽はもはや定番アイテムなのですが、今のようなブームは、クラシックなトレンドとともに来年の春夏にも続くと思われます。冬にはあまり活躍の場がありませんが、来年の夏まで、きちんと保管してきれいな形を維持しておきたいものです。夏物の服や小物などと一緒に衣装箱などに入れてしまうと形が崩れてしまいます。ボール紙で輪を作り、帽子に被せ、帽子がすっぽりと入る大きさの箱にしまって下さい。そして、湿気のない場所に保管しておきます。そうしておけば、パナマ帽の形はそのままで、来年にも活躍することでしょう。
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