なめし方法からこだわって
金属を使用してなめす、クロムなめしという方法で加工すれば、革に独特のてかりがでます。またタンニンなめしよりも革をより柔らかく仕上げることが可能です。最近は、科学薬品と植物性タンニン両方使う加工方法や、タンニンなめしとクロムなめしをミックスするやり方など多様化しています。革のなめし方ひとつでレザーの風合いがかわるレザージャケット。こだわり派のひとは、ひとつこのなめし加工に注目してレザージャケットを選んでみてください。
クロムなめしで加工すれば革に独特のてかりを持たせることができます photo:石井幸久(m.m.blue) |
本当の贅沢? ダメージ加工
レザーをヴィンテージ風にみせる製法として、ダメージ加工というのがあります。わざとムラができるように染めたり、やすりで表皮をけずったりと。古くなるように見せるためにわざとひと手間かける。なんとも逆説的な贅沢です。はき込んだジーンズに洗いざらしのTシャツ。それにレザージャケットをさらりと羽織る。そんなこなれた大人のおしゃれをヴィンテージ風レザージャケットでこの春は楽しんでください!
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