スーツ・ジャケット/カジュアルファッション

ニットのコーディネート術 インナー編(2ページ目)

ニットを着こなすとき、考えなければならないのはインナーとアウターとのコーディネーション。中に着るものと上に着るものです。今回は、ニットのインナー合わせについて解説します。

首藤 眞一

執筆者:首藤 眞一

メンズファッションガイド

インナーとニットの好相性はまだあります

Vネックニットにボタンダウンのシャツを合わせる場合、シャツ衿はニットの中に入れるようにします
■パターン2
シャツ+Vネックニット or シャツ+ラウンドネックニット

シャツをVネックかラウンドネックのニットにコーディネートする場合、シャツの衿に注意します。レギュラーカラーでは、衿をニットの外に出します。一方、ボタンダウン・カラーでは、セーターの中に衿を収めます。

また、シャツは長袖でも半袖でも構いませんが、季節や気候に応じて、チョイスしましょう。もし長袖のシャツを着る場合、セーターの袖からはシャツのカフが少し見えるように着こなすと、色のバランスも良くなり、重ね着感もアピールできます。さらに、シャツのボタンは上2つを開け、衿を広げて、少しセクシーな印象に仕上げます。

■パターン3
Tシャツ+Vネックセーター

ニットをカジュアルに着こなす場合は、TシャツにVネックのニットを合わせます。(ラウンドネックのニットに同じ丸衿のTシャツはオススメできません。セーターの下に何も着ていないように見えるからです。)この場合、色柄のついたTシャツよりも、白の無地で丸衿のTシャツが清潔感があり、洗練されて見えますので、おすすめ。しかし、衿がヨレヨレになっているTシャツはNGです。きれいなTシャツを用意しましょう。

Vネックとラウンドネックのニットでは、シャツ、ポロシャツ、Tシャツを気分やTPOに合わせてコーディネートするだけで、着こなしの幅がグッと広がります。紹介した3つのポイントは、基本となりますので、確実に覚えておきましょう。そして、ニットとインナーのカラーや柄のコーディネート、さらには、上着を合わせるなどして、自分なりのスタイルを作っていきます。

次回は、ニットにジャケット、ブルゾン、コートなどの上着を合わせるときに、知っておきたいコツを紹介します。


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