こんなにもある紫外線の勘違い?
冬や薄曇の日でも紫外線は確実に降り注いでいる。きちんとした紫外線予防が必要だ。 |
1)日焼けは健康的である【誤り】
日焼けは僕たちの体が紫外線による被害を防ごうとする防衛反応の結果として起こるもの。残念ながら、日焼けが健康にいい効果は小さい。むしろ、日焼けは体が害されているという危険信号なのだ。
2)うす曇りの日は日焼けする【正解】
薄い雲の場合、紫外線は80%以上通過する。曇りで太陽が出てなくても日焼けするのが正しい認識。
3)水の中では日焼けしない【誤り】
水が防ぐ紫外線の量はごくわずか。むしろ、肌は水による反射でより多くの紫外線に接してしまう。
4)朝、日焼け止めを塗れば、その日一日、日焼けしない【誤り】
日焼け止めクリームの日焼け防止効果は一時的。長時間持続するものではない。丸一日は持たない。
5)太陽の光に暑さを感じなければ、日焼けしない【誤り】
日焼けは感覚で感じることのできない紫外線によるもの。暑さを感じるのは赤外線で紫外線ではないのだ。
6)冬でも紫外線対策が必要だ【正解】
スキー場などでは、雪の反射で紫外線の強さは2倍にもなるので要注意だ。 |
冬の紫外線が弱いのは事実。しかし、紫外線がゼロになるわけではない。なので、冬でも紫外線対策は必要だ。特に、雪の反射で紫外線の強さは2倍近くに増加するので、スキー場では必ず予防しなければならない。
このリストは、世界保健機構(WHO)が出している紫外線に関する小冊子(Global Solar UV Index – A Practical Guide)からの抜粋したものだ。紫外線について間違った認識をしていた人も多いのではないだろうか?中には、「えーっ。本当かよ。」と思わず言いたくなるような内容のものもあるが、これが紫外線の真実。
そこで疑問なのは、“なぜ紫外線がそんなにいけないのか?”“どんな害があるのか?”ということだろう。次回、「男の紫外線対策(2) 紫外線は女だけの敵じゃない!男も攻撃されている」では、紫外線についてもう少し突っ込んだ話とその悪影響について話をしよう。では、お楽しみに!
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